GRPの計算方法

   2017/06/21

GRPの計算方法

テレビCMを放映した時に、投下量の算出に使用されるのがGRP(GrossRatingPoint)という指標です。数値が大きい程、より多くのCMを視聴者に届けたことになります。では、どのようなシチュエーションで使用されるのか?説明いたします。

 

■最初にGRPの目標数値を設定

広告主はCMを投下する場合、放映するCMの投下量の目標を設定します。「今回のキャンペーンでは3000GRP投下したい」という表現がよく使われます。また、CMを放映する地域も設定します。関東、名古屋、大阪・・・というように商品を販売する地域などを踏まえて徐々に投下範囲を広げていきます。

 

■GRP達成の計算方法

3000GRPなどの目標数値を達成する為にCM枠を購入していきますが、GRPの計算方法は非常に簡単です。
15%の視聴率の番組にCMを10回投下すると、15%×10回=150となり、この時点で150GRPとなります。この積み重ねで3000GRPまでCM枠を購入していきます。

 

■GRPから放映料金は確定できない

では、3000GRPのCMを投下した場合の放映料金はいくらか?となると定価はありません。CM料金は投下する番組や広告主の過去の実績、投下する時期等により異なります。テレビ局によってもCM料金は異なります。今回例に出した3000GRPというのは結構なボリュームで、広告予算としては数千万となるのが普通です。

 

 

■GRPは広告主の他部署にとっても重要な数値

GRPという指標は広告主の宣伝部だけの数値ではありません。広告主の営業部にとっても重要な指標となります。コンビニやスーパーなどでのより良い店頭のスペースを確保したい、他社よりも多めに仕入れをしてもらいたい場合などに、仕入れ先に対する営業トークとして有効になります。

例えば、コンビニエンス側が仕入れを検討する時に、2000GRPと3000GRPを投下している類似商品の仕入れであれば、2000GRP投下しているの商品より3000GRPの商品を優遇する可能性が高くなります。生活者がより目にしている可能性が高い商品を、店舗の良い場所に並べるのは販売する側の心理としては当然です。

このように、テレビCMのGRPは視聴者に対する効果だけではなく、メーカー側の営業にとっても重要な指標となっています。

広告主が広告代理店に広告枠を発注する為には、“マーケティング” “ブランド” “営業” “役員会”など多くの部署の了解を取ってから発注されます。宣伝部が独断で発注している訳ではありません。会社として商品を販売する為の営業戦略の一環として広告があり、GRPというのはテレビCMを実施する際の重要な指標となります。

 

テレビ広告の効果測定方法はこちらでご覧ください。

 

 


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