広告代理店は就職先として魅力的か?

   2017/09/24

広告代理店は就職先として魅力があるか?

年間6兆円の市場規模を誇る広告業界は就職先として有力な選択肢です。ブラック企業などのイメージにより、人気は下降傾向ではありますが、広告業界の華やかなイメージは人気の高い業種に変わりはありません。

広告代理店への就職は魅力的なのか。学生の方が新卒時の就職先として希望する場合と、社会人の方が転職先として希望する場合とに分けて考えてみましょう。

 

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■学生の就職先として

2016年度の学生の就職先人気ランキングでは電通が37位、博報堂が32位に入っています。2010年は電通が2位・博報堂が3位でしたので、急激に順位を下げています。ちなみにこの年はフジテレビが1位で上位20社をマスコミ関連が多数を占めていました。今後もブラック企業報道により順位が下がる可能性はありまが、人気業種であることは間違いありません。

しかし、学生の方はこの先社会人として50年間働かなければなりません。

広告業界は自分の人生を掛けるにふさわしいのか?本当に広告業界に未来はあると確信できるのか?広告業界は自分の性格や能力を考えた場合にふさわしいのか?自分は会社や生活者に何が提供できるのか?しっかりと考えることが必要です。当然50年先を予想することは誰にも出来ません。5年先も予測がつかない時代です。しかし、現在の状況からできる限り将来のことを考えることはできます。

 

■広告業界の現状分析

広告業界はインターネットの普及により、大きな節目を迎えています。従来型のマスメディアや多くのアナログメディアは衰退期に突入し、その受け皿としてインターネット広告が大きく成長しています。インターネット広告がテレビ広告を抜くのも現実となってきています。今後も“勝ち組と負け組”の格差は広がっていきます。

 

■勝ち組と負け組の構図

では、勝ち組と負け組の差は何でしょうか?それはインターネットの成長に伴い広告主のニーズの多様化したことから始まっています
インターネットを活用して「いかに生活者とコミュニケーションを取るべきのか」「インターネットでの集客から販売までのストーリーはどうすればいいのか」「SNSの活用はどうすればいいのか」多くの広告主は、広告代理店に求める能力として単なる広告掲載機能だけでなく、コンサルティングの機能を有しているのか?インターネットに精通しているのか?に変化をしました。

結果として、コンサルティング機能を有する広告会社・インターネットに精通する広告会社は“勝ち組”となり、広告枠の仲介業を主とする広告代理店は“負け組”となっています。

あなたが広告業界に就職をする場合、就職を希望する広告代理店は現在何をしているのか?インターネットへの取り組みを実施しているのか?売上げは成長しているのか?しっかりと精査してください。

もし、会社の売り上げの中心が新聞広告になっているというような場合は非常に危険です。あなたの人生50年をその会社と共にできる可能性は皆無です。50年後に世の中に新聞という紙媒体は100%ありません。すでに、現時点でも新聞広告の料金に詳しいだけの広告マンのニーズはありません。
広告代理店のイメージだけで「広告代理店ならどこでもいい」ではなく、現時点で“何を事業の柱としていて、今後どうするつもりなのか”しっかりと会社側の状況をしっかりと調べることが重要です。

 

■結 論

広告代理店に就職するのであれば、大手広告会社・インターネットに特化した会社・インターネットに積極的に取り組んでいる広告代理店に就職するべきです。会社の役員がゴルフ好きで接待が命のような広告代理店に就職してはいけません。
学歴の関係などで、中小の広告代理店が選択肢となってしまう場合は、その会社の仕事内容は何なのか?どんな広告メディアの収入が多いのか?しっかり確認してください。会社の売上の内容を確認すればわかります。

イベントなどのSP関連の売上比率が高く、その分野が成長しているような場合は将来性がある可能性があります。オンラインからオフライン(インタラクティブ・メディア)のニーズは今後も成長する可能性があります。生活者と接点が持てるSP関連はインターネットと相性が良く成長分野です。


■社会人の転職先として

他の業種から広告業界に転職したいという方がいますが、中途での採用ですので、会社としては即戦力を求めます。広告に関する知識は必要です。「広告業界の方が楽しそうだ」という軽い気持ちで就職すると、早期退職の可能性が高いでしょう。
即戦力として広告業界で自分は何ができるか?会社に何が提供できるのか?プレゼン能力を磨くことが必要です。中途採用であれば、ある程度のプレゼン能力はあって当然です。PCの能力、インターネットの知識、話す力を磨いてから就職する必要があります。


まとめ

学生の方も社会人の方も広告業界で働くのであれば、ベースとしてインターネットの知識は必須です。インターネットの勉強が嫌であれば勤まりません。インターネット全般に対する貪欲な姿勢が非常に大事です。テレビCM、雑誌広告、芸能人に会えるなどのイメージではなく、地道にインターネットの勉強、市場調査資料の精査などの地味な仕事が多いことをしっかりと自覚してから就職先として考えましょう。企業が商売をする限り世の中から広告は無くなりません。しっかりと人生設計を立てれば非常に魅力的な業界です!

広告代理店のビジネスの仕組むはこちらで紹介しています

広告代理店のビジネスの仕組み

 

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