中小広告代理店が売上を上げる方法

中小の広告代理店の売上戦略とは!

中小の広告代理店が、ビジネスで売上を上げる為には「選択と集中」が重要です。
漠然とマスメディアに依存していては将来はありません。

マスメディアの販売だけでは、大手の広告代理店に勝ち目はありません。独自の優位性が必要です。

ビジネスで「選択と集中」を考える時の鉄則は「右肩上がりで競合がいない」ビジネスを探すことです。
当たり前と言われる方がいますが、多くの広告代理店は「競合が多くて右肩下がり」の仕事をしています。

多くの広告代理店は【レッドオーシャン市場】に注力している!

「右肩上がりで競合がいない」ような“ブルーオーシャン市場”を探し当てるのは無理だという方が多いのも事実です。
しかし、極力この条件に当てはまる分野を探すことは可能です。

広告業界の【ブルーオーシャン市場】について考えてみましょう!

 

広告業界の取り組むべき分野

  1. 右肩上がり⇒インターネット市場
  2. 競合が少ない⇒中小の広告主、SNS、SEOなどのマーケティング、ニッチ市場開発

中小の広告代理店が、電通、博報堂、アサツーディ・ケイなどの大手広告代理店と競合して、大手クライアントのキャンペーンを獲得できる可能性は99%ありません。

成長している分野の中で、自社が提供できる仕事を探し自社の規模に見合う広告主を探し、そして、ニッチでも成長が見込めそうな市場を開発することが必要です。

以上を踏まえて、中小の広告代理店にとって、ブルーオーシャンとなりうる市場を検証してみます。

①インターネット市場の開発

広告業界で成長している市場は『インターネット市場』です。
このことは検証の余地がありません。

インターネット広告で有名な【ヤフーのバナー広告】などの高額なメニューは、大手広告代理店をはじめメディアレップなどの競合が取り組んでいる仕事です。
金額的にも高額で中小の広告代理店では出番がありません。

バナー広告のような一般的な広告メニューに注力するのは、マスメディアに注力するのと変わらない。ということです。

急速に成長しているインターネットの世界は、多くのビジネスチャンスが埋もれています。
インターネット広告だけが市場ではありません。

インターネットが普及してマスメディアの効果が大きく減少したことで困っているのは、広告代理店だけではありません。
マスメディアに広告を掲出するだけでモノが売れていた広告主も同様です。

SNSの有効活用、自社サイトへのアクセス施策、集客から販売までの戦略などのニーズは右肩上がりです。
インターネットを活用したマーケティングを提案できる会社は、圧倒的に不足しているのが現状です。

私もインターネットマーケティングでの相談を受けることが多々あります。
多くの広告主は、インターネット集客に苦慮していることは100%間違いありません。

『インターネット集客』に関係する市場は、まさに『右肩上がりで競合が少ない』市場です。

 

②あらたな市場の開発

企業と企業を結ぶ『ジョイントベンチャー』が増えてきています。
最近では、ファンケルとネスレが健康飲料コラボしました。ユニクロとビックカメラのジョイントベンチャーも有名です。

競合にあたるキリンビールとアサヒビールが共同物流をはじめたのも『ジョイントベンチャー』の一部です。

少子高齢化、人口の減少が進む日本では、今後も『ジョイントベンチャー』が増えていくことは確実です。
費用の圧縮、互いの顧客を紹介する集客面など多くのメリットがあります。

ジョイント発想は、広告業界でも参考になります。

既存のメディアを組み合わせることで、新たな魅力を創出することが可能です。
既存のメディアに付加価値をつけることで、新たなメディアとして高価格で販売できる可能性もあります。

今目の前にあるサービスを組み合わせるのとで、思わぬ付加価値が誕生することは珍しくありません。


屋外メディアとインターネットを連動した集客企画
などもニーズが高い新たなメディアとなるでしょう。

 

まとめ

中小の広告代理店でも『選択と集中』で新たなビジネスモデルを構築することが可能です。また、新たな市場を開発することで、将来に向けて大きな成長も見込めます!

 

中小の広告代理店でも取り組める『ジョイントベンチャー』も参考にしてください。新たな方向性が見つけられるかもしれません。

 

 

 

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