ステルスマーケティング の現状
ステルスマーケティングの現状
インターネットを活用して「口コミ」を拡げる手法として活用された『ステルスマーケティング』
飲食系のサイトから、芸能人のブログまで幅広く活用されました。
しかし、やらせ問題として社会問題、ステルスマーケティングに協力した芸能人の一部はテレビから姿を消す事態にまでなりました。
芸能人は、1記事〇〇万円。という料金設定のもと、数十万~数百万まで報酬を得てました。
数百万支払っても、影響力のある芸能人の「口コミ」は絶大な効果が期待できます。
ステルスマーケティングの現状
ステルスマーケティングへの取り組みはどうなっていますでしょうか?
ステルスマーケティングという言葉が大々的に使用されることは無くなりましたが、
有料で「芸能人に記事を書いてもらう」手法は無くなってはいません。
飲食系で書き込みをする手法は、個人差の話ですので規制はできません。
過去の事例に関しては、「ステマ対策室」というサイトに掲載されていました。
ステルスマーケティングに関しては、法律では現時点で罰することができない状況になっておいます。
日本では広告代理店が中心になって、WOMマーケティング協会という団体を作り、
「関係性明示の原則」というルールを啓蒙活動しています。
「PR」の記載や、金品をもらって記事を書くときはその旨を記載する、などです。
しかし、SNSによる拡散が期待できる「口コミ」は企業にとって大きな魅力です。
「よいサービスが完成した。一度使ってもらえば分かってもらえる」なんて時は活用したいものです。
ステルスマーケティングは、効果と炎上が背中合わせの広告手法です。
ユーザーは非常に鋭く、下手な細工は必ずバレます。インターネットの世界ではユーザには勝てません。
1人に疑われると、ステマを仕込んだはずのSNSによって一気に世界中に広がり、企業イメージは1日で失墜します。
そのイメージダウンを取り戻すには数年の歳月が必要です。
まとめ
「ステルスマーケティング」的な有料での「口コミ」手法は無くなりません。
友人に協力を依頼した飲食系の「口コミ」も無くなる気配はありません。
実施する場合は、自主規制を意識して慎重に検討しましょう。