映像制作費用(CM制作使用)はいくらか!

映像の制作費用っていくらですか?
映像(CM)制作をすると、どのくらい費用が必要なの?料金表ある?という質問は多くあります。
しかし、このようなクリエイティブな仕事に定価はありません。
クリエイティブな仕事というのは、案件ごとに都度品質が異なります。
制作を依頼する会社のレベル、演出するプロデューサーのレベル、撮影場所、出演タレントの有無、コピーライターのレベルなど。
制作する内容によって内容が異なりますので費用も異なるのが特徴なのです。
映像制作費用の考え方
映像制作の費用は、最初の段階(制作を依頼する会社のレベル)で相当額の金額差が発生します。
制作会社は一流の大手製作会社から個人レベルまで様々です。
一流の制作会社は、過去に優秀(有名)な作品の実績が多数あり、そもそも安価な製作の仕事は受注しないのが普通です。
このような会社では優秀な方がディレクション・企画を担当しますので、ディレクション費用・企画費用で数十万から数百万になります。
また、コピーライター・カメラマン・映像編集者などのスタッフも1流になります。最終的には人件費だけでも高額な費用が必要になります。
その代わり、企画書のレベル、撮影などの準備段階での安全対策など全てにおいて高レベルのサービスが期待できます。
制作費の考え方
では、製作費にはどんな費用が発生するのか?一般的な例をご紹介いたします。
タレントの出演費用
タレントの主演費用は数百万から数千万円レベルまで様々です。
レベルによる価格差が最も分かりやすいのがタレントの出演費用です。
複数のタレントを起用すれば単純に追加された人数分高額になります。
最近は、今話題の『ハズキルーペ』は主演者の出演費用を話してしまい話題になりました。
ハズキルーペによると、出演費用は
渡辺謙さんが2億円。菊川玲さんが7500万円。舘ひろしさんが8000万円。武井咲さんが7800万です。
渡辺謙さんが突出していますが、全体的に相場より高額なイメージがあります。
このように、映像制作の費用は、タレントの出演費用だけで大きく異なり、数百万のタレントから旬なタレントでは数千万まで価格差は広がります。
CM女王などは5千万を超えるレベルと考えて問題ありません。
高額なタレントで撮影が海外まで及ぶと、制作費用で1億円は確実に超えます。
撮影費用
タレントの費用に続き、多くの費用が必要なのが撮影費用です。
撮影費用は屋内で撮影するのか?屋外で撮影するのか?日本か?海外か?で相当額の違いが発生します。
屋外であれば天候を考慮して予備日が必要となります。
結果として、タレントの日程もより多く確保しなければなりません。
中でも、最も費用がかさむのは、海外での屋外撮影です。
海外であれば旅費が大きな負担となりますが、タレント本人だけの旅費だけでは済みません。
マネージャー・スタイリスト・ヘアメイク・カメラマンなどの旅費・宿泊費、事前の下見費用が必要になります。
また、現地スタッフの確保、その他現地での許可関係に関わる費用など莫大な費用が追加で必要となります。
現地スタッフの確保となると、現地の広告代理店に仕事を依頼する費用も必要になります。
天候が重要になるのが普通ですので、それなりの予備日が必要になります。
撮影時には警備員の費用も必要です。
海外の制作会社に対する協力費も高額です。
映像編集費用
撮影した映像素材はCM用の15秒や30秒に編集します。
編集時にはテロップなどの文字要素、使用する音楽、ナレーションの挿入などが必要です。
CMの構成なども無料ではできません。
撮影した映像を、パッケージとして完成させる費用も能力により様々です。
上記の様に、映像制作のようなクリエイティブな仕事には定価表はありません。
制作を依頼する会社によりかなりの価格差があります。
安価な製作会社に依頼したくなりますが、予算があるのであれば出来るだけ高額な
レベルの高い製作会社に依頼するのがベストな選択です。
私も経験がありますが、高額な製作会社は企画段階からレベルが違います。
企業が使用する映像はブランドイメージに直結します。
イメージが重要な企業は、それなりの費用を掛けて製作することが重要です。
このように、映像制作に関わる費用は多額になりなるのが普通です。
映像制作は簡単ではありません。有能な外注先を知らない方は仕事を受けないのも選択肢でしょう。