ブランディング戦略は小さな会社でも必要か?

   2017/06/18

ブランディング戦略は小さな会社でも必要か?

ブランディングとは、マーケティング戦略の一環で、企業のイメージ・コンセプトなどを生活者に認識していただく行為です。
ブランディング=大企業と思われる方が多いと思いますが、ブランディングは大企業だけの戦略ではありません。中小の企業でも大事な戦略です。
テレビなどのマスメディアを活用した広告だけがブランディングではありません。小さな市場でもブランディング戦略は必ず必要となります。

コカコーラなどの世界的ブランドも個人経営のクリーニング屋さんもブランディングは必要です

コカ・コーラ、ペプシ、ポルシェ、ボルボ、スバル、シャネル、PUMA、ソニー、キャノン、ニコン・・・・
生活者は、日常接する商品に対して意識しなくても何かしらのブランドイメージを持っています。

そして、消費者はモノを購入する時は身近なものも含め何かしらの基準で商品を選んでいます。

大事な時の洋服はシャネル、パジャマはユニクロ。
頑丈で安全な丈夫な車といえばボルボでしょう。スポーツカーならポルシェかフェラーリ。故障しないのはトヨタ。テレビならSHARP、エアコンはダイキン、デジタルカメラはニコン・・・・

詳しい性能云々より前の段階である程度購入するメーカーは決まっています。逆に、どんなに性能が良くてもブランドイメージが悪ければ検討する土俵にすら乗りません。

身近な日用品も同様です。スーパーに行けば、コカコーラとペプシコーラは同額 で販売しています。
特保のペプシコーラとキリンのコーラも同じです。味に特別な差はありませんので購入にはブランドイメージが大きく左右します。

大手のスーパーやデパートは安全なブランドイメージがありますので、野菜などは、そのブランドイメージに農家の顔写真が加われば無敵です。農家の人が誰だか知らなくても安心して購入してしまいます。購入した野菜の農家の名前を覚えている方はいないでしょう。
大手スーパー&デパート+農家が顔を出す=安全な野菜。という売り方でのブランドイメージが浸透しています。
このような事例は大企業の事例ですが、中小企業や個人運営の店舗の場合も例外ではありません。身の丈にあったブランドイメージの確立に取り組む必要があります。

八百屋さんや魚屋さんが何の特徴も無くては、大手スーパーと同金額ではモノは売れません。儲かっている商店街には消費者を惹きつけるブランドがあります。
無名の会社がコカコーラなどのメーカーと同額で飲料を発売しても売れません。
クリーニング屋も居酒屋も何かしらの特徴が無いとお客は来店しません。

魚屋であれば目利きが優れていてスーパーとは比較にならない知識がある。クリーニング屋であればシミ取りに自信がある。居酒屋であれば刺身だけは絶品である。歯医者であればインプラントだけはどこよりも自信がある。
など、1つだけでもブランドイメージを確立させるだけで売上は大きく変わります。

中小のお店が漠然と商売していたら大企業には絶対に勝てません。
今の時代はインターネットがあります。誰でも安価に情報を発信できます。新聞広告に数百万も広告費用を出す必要は全くありません。高齢者に訴求したいのであれば、インターネット中心にチラシの配布や店頭のポスター掲出を実施すれば充分です。商圏が狭いのであればマスメディアはほとんどが無駄になります。

まずは自社の特徴や顧客に提供できるベネフィットを構築してインターネットで情報を発信していく。インターネットの制作は高価な会社に依頼せずに安価な会社に依頼するか、自社で構築する。この方向で徹底的に考えることが大事です。SNSも忘れてはいけません。
商売をする限り、会社大小に関わらずブランディングをしていくことは非常に大事です。

広告代理店も同様ですね。中途半端な人数で「総合広告代理店です。何でも出来ます」よりは「媒体は扱えませんがイベントだけはどこにも負けません」の方がニーズは高いはずです。


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