日銀 マイナス金利導入!

   2016/11/26

2016年1月29日に日銀が追加緩和策としてマイナス金利の導入を決定しました。

9人の政策委員で5人が賛成、4人が反対での政策決定ですので賛否が分かれた 微妙な政策です。お金を預金して金利が付くというのは資本主義の基本部分ですので異常な政策なのは確かです。

マイナス金利決定と同時に、2%の物価上昇目標の先延ばし(2016年後半から2017年前半)もサラッと決定していますので、アベノミクスも大きな節目なのかもしれません。

マイナス金利の効果の1つに、日銀にお金を預けても意味がないので民間の銀行が資金を市場に出すという論理ですが、銀行の方と話す機会があり、聞きましたが、逆に貸し渋りになっていく可能性が高い。と言っていました。
業績の良い会社にはガンガン貸し出したいが、業績の悪い会社に対しては貸し渋りになる。ということです。

これはどういう論理かといいますと・・・

マイナス金利→銀行の業績が悪化→リスクヘッジ機能が働き業績の悪い会社には貸し渋りとなる。

当初は多くの会社に資金が回ることになり、再出発できる人が増えるので素晴らしい。と個人的に思っていましたが、実際は異なるのが現実みたいです。
金融庁が銀行に対して、過去の業績ではなく将来の事業計画に対して資金供給をするように指導を開始しましたが、銀行は金融庁の指導に対しては無視するのが普通だから意味はないとのこと。

1度の経験で事業を成功させる人は稀です。過去に失敗した経験のある人の方が成功する可能性は絶対に高いです。億万長者の中には自己破産などを経験した人の割合が非常に高い。というは数値もあります。

再出発の出来る社会が景気回復の大きな機会だと思いますので、どうにか資金が世の中に出回る社会になって欲しいと願ってます。

 

※マイナス金利数値も
民間の銀行が日本銀行(日銀)に預金をすると一定の額に対して金利を払う仕組み。
民間銀行は融資額に対して一定の預金を日銀に預けなければならない決まりがあります。今はこの一定額を超えた金額に対して日銀が金利を払っています(現在は年間で2000億円に達すると言われています。銀行も私達と同じく金利をもらっているのです)今後はこの金利がマイナスになります。日銀にお金を預けると金利を貰える状態から手数料を取られる状態になるわけですから、民間の銀行としては、その預金を市場に出すように方向変換をするようになりますので、今まで以上に貸出しに積極的になるという論理です。

現在は金融緩和により市中に供給されていたお金が結局日銀に戻ってきている状況ですので、金融緩和を政策の基本としてスタートしたアベノミクスの成功に向けた大きな政策となります。結果、個人の金利も下がり個人の消費の刺激になる可能性が言われています。

マイナス金利決定後、上昇した株は不動産関連(金利が下がり投資が増える可能性あり)逆に下がった株は銀行や保険会社(金利が下がり利回りが下がる)です。マイナス金利は当面続きますので不動産関連の株価は人気の銘柄が続くかもしれません。

 

 

 

 


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