最新全国の新聞発行部数(2015年11月)

   2017/09/26

新聞の発行部数について

 

2015年11月の全国の主な新聞の発行部数をみてみましょう!


〇主な全国紙( )内は前年同月比

①読売新聞:9,368,504部(+23,349部)
②朝日新聞:6,634,445部(-408,100部)
③毎日新聞:3,204,566部(-77,067部)
④日本経済新聞:2,729,020部(-126部)
⑤産経新聞:1,568,416部(-36,346部)

 

〇主な地方紙( )内は前年同月比

①北海道新聞:1,046,542部(-21,506部)
②東京新聞:508,319部(-6,490部)
③神奈川新聞:189,900部(-6,175部)
④中日新聞:2,453,230部(-76,327部)
⑤西日本新聞:671,501部(-32,899部)


2015年11月新聞発行部数のPDFはこちら

 

 

 

各社とも「押し紙」問題を抱えながら発行部数を発表していますので、苦慮している様子がうかがえます。

産経新聞は昨年度多めに公表部数を減らして「押し紙」と実際の部数との差異を調整していますので、今回はマイナス幅が小さくなっています。逆に、朝日新聞は今回多めに(マイナス40万部)「押し紙」の調整をした為に、僅差だった読売新聞との発行部数の差が270万部まで開きました。

今年の初めに58万部減らした読売新聞がなぜ前年より部数が増えたのか?毎日新聞の減少幅がなぜこんなに少ないのか?毎回不思議な現象がありますが、謎が多いのが、「押し紙」問題を抱えた新聞の公表部数の特徴です。各社で部数に対する戦略が違いますので、新聞社間の動きに誤差が出てしまいます。

いずれにしても、「押し紙」によって差が開いてしまった実売部数と公表部数との差異を現実の部数に近づけたいのが本音だと思いますが、突然、実売部数に合わせた部数を公開すると「押し紙」を認めたことになり、が表面化してしまいます。

「押し紙」率70%と言われる毎日新聞は、一気に100万部は公表部数を減らしたいだろうと察しますが、「押し紙」を認めたことになり、しかも広告収入の激減が予想されますのでそれもできません。そんなことをしたら確実に倒産します。

一方で、押し紙を考慮しても、読売新聞と朝日新聞は500万部レベルを発行していますので、全国紙のレベルは保っていると言えます。独自路線の日本経済新聞は200万部以上キープしており、固定の読者がいますので、他の新聞社よりは部数の減少は少なくなっています。

日本で今後も生き延びる可能性があるのは、読売新聞・朝日新聞・日本経済新聞の3社プラス地方の有力紙でしょう。

2004年から2015年の新聞社の発行部数と売上金額も考察しています。

 

 


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