大型ビジョンの効果的な活用方法

   2017/06/18

大型ビジョンの効果的な選び方について

大型ビジョン街頭ビジョン)とは、街中に設置された大型のデジタルサイネージです。LEDの低価格化により、日本国内では約100基以上の大型ビジョンが設置されています。特に東京・大阪・福岡・札幌地区に多いのが特徴です。

大型ビジョンを広告メディアとして活用する場合に意識することは、放映する広告が常時露出されないということです。放映には基本枠があり15秒の広告が1時間に4回放映されるのが基本です。
つまり、自社広告の1時間での占有率は1/60となります。この状況を前提として費用対効果はどうなのか?自社の広告展開に有効なのか?検討する必要があります。

大型ビジョンを活用する広告主の目的は大きく2通りに分かれます

①大型ビジョン近隣の広告主が店舗集客を目的とした誘導メディアとしての活用
②一般スポンサーが新商品の発売時にテレビCMや交通広告と連動して活用

上記2パターンでは使用目的も投資される広告予算も大きく異なります。

①店舗誘導として活用

地元の個人事業主や中小企業が広告主となります。投下される広告予算は1ヶ月に数万円から20万程度が上限です。テレビ素材などは持っていませんので、静止画などで放映を実施します。放映期間は長期間となるのが普通です。大型ビジョンの普及当時は新鮮さもあり出稿クライアントが多くありましたが、最近は駅の看板やインターネット広告へと予算は移行しています。

②テレビCMと連動

テレビCMを実施している広告主が活用する場合です。テレビCMを流用して放映しますので投資される広告予算も大きくなります。出稿期間はキャンペーンに合わせて1週間程度となります。予算はテレビ・雑誌・新聞・ラジオ・インターネット・交通広告などに予算配分をした後の余剰予算が振り分けられます。
活用される大型ビジョンは、渋谷地区→新宿などの繁華街→大阪→名古屋→福岡→札幌→仙台・・・というように渋谷地区からプランニングが開始され地方へと広がっていくのが普通です。大型ビジョンに投下される予算は200万程度から1000万レベルまで様々ですが、最近では渋谷地区での放映で予算終了というパターンが増えてきています。大型ビジョンのプランニングはどのように考えるべきか検証してみましょう。

■大型ビジョンの効果的な選び方

大型ビジョンはどの地域で放映しても費用対効果は一緒です。渋谷や新宿などの繁華街は来街者が多くなりますが広告放映料は高価です。首都圏や地方の大型ビジョンは来街者は少なくなりますが、放映料は安価になります。結果として大型ビジョン間での費用対効果に大きな差はありません。
費用対効果に差がないのであれば、放映媒体を増やして接触人数を増やすことが得策となります。

予算を500万と想定した場合

費用対効果はどこで放映しても同じという前提で考えると、すべての予算を渋谷地区だけで消化するのは効率的ではありません。なぜなら接触人数が少なくなるからです(回遊率が高い渋谷地区に特化すると接触人数が少なくなります。※下記渋谷大型ビジョンの効果測定を参照してください)
渋谷のハチ公口だけで同時同時放映を前提に500万の予算を投下するのであれば、渋谷は1カ所から2カ所程度にとどめ+都内繁華街2カ所程度(計200万)+大阪1カ所(30万)+名古屋1カ所(30万)+札幌1カ所(30万)+福岡1カ所(30万)+首都圏及び地方の媒体(20万×10カ所)というように全国の媒体で放映すると、計20カ所程度で放映が可能です。このようなプランニングで放映個所を増やして接触人数を増やすのが得策です。

大型ビジョンは高価な1カ所よりも安価な数か所で放映する!

今後の方向性

大型ビジョンは『音声+画面で街中の来街者に強制的に訴求!』『テレビの素材をそのまま使用可能』というのがセールスポイントでした。テレビCMの補完媒体という位置づけです。

電車内や駅構内のデジタルサイネージ(無音メディア)やオンライン動画の普及に伴い、テレビCMの効果が減少、若者のテレビ離れが進む中、今までの考え方では大型ビジョンを活用する理由が厳しくなります。
スマートフォンやオンライン動画を意識した展開を構築することが重要になってくるでしょう。

 

渋谷地区の大型ビジョンは渋谷地区の大型ビジョンの活用方法を参照してください。「シブハチヒットビジョン」という媒体を中心にプランニングすることになるでしょう。

渋谷の大型ビジョンの効果測定


渋谷ハチ公口大型ビジョンのランキング
・渋谷地区大型ビジョンの効果的な使い方
大型ビジョン設置の考え方

 

 

 


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。