広告代理店の仕事はきついか?

 

 広告代理店に就職を希望する方にとって「広告代理店の仕事のきつさ」は大きな関心ごとです。

広告代理店の仕事は「きつい」のか?それは・・・

 

広告代理店の仕事はきついか?

広告代理店の仕事は、平均して考えれば「きつい方」でしょう。しかし、100%きついとは断言できません。

なぜなら、仕事というのは、配属される部署、担当するクライアント、またその時期などにより「きつさ」は大きく異なるからです。
同期でも、楽な人もいれば、大変な苦痛を味わっている人もいます。
特に担当するクライアントによる違いは非常に激しいと言えます。宣伝部の責任者次第で『天国か地獄か』くらいの差があります。
『あのクライアントはやばい』という有名な会社は数社有名だったりします。

また、勤める広告代理店によっても、体育会系もあれば、固定の仕事に恵まれ、のんびりした広告代理店もあります。

その為、【すべての広告代理店=きつい】と断言することはできません。

仕事というのは、好きでその業界に就職したのか。それとも嫌々就職したのかでも感じる度合いは異なります。
広告業界の時間の不規則さに憧れて就職したのであれば、「仕事のきつさ」が充実感だったりします。このあたりは、個人差です。

世の中には、様々な仕事があります。
運送会社、印刷会社、コンビニの店長、タクシー運転手、メーカーの工場勤務、スポーツのインストラクター、公務員、銀行員・・・・・
どの会社が一番「きついか」というのは確定できません。

しかし、これでは説明になりませんので、広告代理店の仕事において、「きつい」と思われる状況について具体的に説明いたします。

 

広告代理店の仕事の具体的な「きつさ」とは!

広告代理店の『仕事のきつさ』の違いについて、会社、部署、クライアント、時期、勤務時間に分けて説明します。

 

広告代理店の会社による「きつさ」の違い

日本国内の広告代理店の企業数は5000社弱と言われています。仕事の内容や勤務する地域により仕事量は異なります。
東京や大阪などの首都圏と地方の広告代理店では仕事量に雲泥の差があります。

東京と地方の広告代理店では、売上規模、クライアントの数が違うからです。多くの大企業の宣伝部は都市に集中します。
地方の都市に本拠地を置くことは稀ですので当然です。

また、営業方針も広告代理店により異なります。
飛び込みの新規営業を主流としている代理店、安定したクライアントの仕事を受注している代理店、自社の持ちメディアの枠を埋めているだけの代理店などで仕事量は全く違います。

一般的には、新規開拓を主流としている代理店は体育会系の体質が残っていますので「きつい」と言えます。
親会社が媒体社の広告代理店は、トップが天下りの素人ですので、適当に言いくるめておけば比較的仕事は甘めと言えます。
(新聞社系などは使い物にならなくなった素人が、1年から2年程度で入れ替わるので楽なのです。但し、その影響で成長する可能性も低いのです)

会社ごとの仕事量の違いはネット上の口コミ等で比較的に情報が取れますので、調べてみましょう。

担当する部署による「きつさ」の違い

広告代理店には多くの部署があります。

【営業部】【テレビ局】【ラジオ局】【雑誌部】【新聞部】【SP部】【製作】【マーケティング部】【総務部】【人事部】など様々です。
どの部署に配属されるかで仕事量は大きく異なってきます。

上記の中で最も仕事が「きつい」のは営業です。他の部署がきつくないとは言いませんが、営業以外は待ちがベースの仕事です。
営業に振り回される面もありますが、慣れてくれば対応が可能です。

媒体部は仕事を発注する立場です。
頭を下げて仕事を獲得する仕事とは予算達成のプレッシャー、多発する会議対策、コンペ時のプレッシャーなど「きつさ」の種類が全然異なります。

営業はクライアントに対するプレゼン前などは徹夜になることも多々あります。
プレゼンが通ると提案したプレゼン内容を実現する為にキャンペーン終了まで多忙を極めます。

キャンペーンは数か月になることもあります。この期間内は、相当の体力と精神力が必要です。
広告代理店の仕事が好きであれば充実感で乗り切れますが、好きでない場合は「広告代理店の仕事はきつい」だけになるでしょう。

担当するクライアントによる「きつさ」の違い

広告代理店の仕事は、担当するクライアントにより仕事量が180°異なります。
宣伝部の担当者の人柄、代理店に要求するレベル、クライアントとの相性、そして、クライアント側の勤務時間により働き方も違います。

○○社の担当営業は「病気になる」「すぐ辞める」などは今の時代でも普通にあります。
どのクライアントを担当するのかは人事ですので、“運”です。

担当は定期的に変更になりますので、運が悪い時をどう乗り切るかも広告代理店で働く時には重要です。

時期による「きつさ」の違い

広告代理店の仕事には波があります。年間を通じて同じペースということはありません。
プレゼンの直前、プレゼン後のキャンペーン期間、そしてプレゼン終了後から次のプレゼンまで仕事量は全然違います。

プレゼン前後の徹夜とプレッシャーは体力的にも精神的にも堪えます。

この「きつさ」を充実感や満足感と感じるのか?不満と感じるのか?が広告代理店の仕事を「きつい」と感じるかの境界線です。
もし、この様な不規則な環境が嫌いなのであれば、あなたにとって、「広告代理店の仕事はきつい」となるでしょう。

不規則な勤務時間による「きつさ」

広告代理店の営業は、時期的な「きつさ」もありますが、勤務時間も不規則です。
広告代理店の営業は、クライアントだけでなくテレビ局などの媒体社、クリエイティブな仕事をしているデザイナーやプランナー、そしてコピーライターなどともコミュニケーションを取らなければいけません。

クライアントは定時で仕事をしていますが、デザイナーなどは不規則です。この双方と仕事をしなければいけませんので、必然的に勤務時間は長時間になります。

近年問題になっている広告代理店の『ブラック問題』は勤務時間の長さが中心ですが、広告という仕事上、やむを得ないのが現状です。

 

まとめ

上記のように、広告代理店だから仕事が「100%きつい」とは言えません。

マスコミ業界に属する広告業界は独特の世界です。この独特の世界観を好きか否かで、どう感じるか?個人差があるというのが結論です。

もし、あなたがマスコミ業界に憧れを持っていて、テレビで紹介されるようなADの不規則な仕事をしたいのであれば、「きつさ」より「充実感」が勝るでしょう。

しかし、他業種に勤務ができず、やむ負えず広告代理店に就職したのであれば、すべてが「苦痛」になります。

いずれにしても、仕事をして給料をもらうのであれば、広告代理店に限らず『仕事はきつい』という認識を持つことが重要です。

若い時は『落』よりも『きつい』方を積極的に選ぶことは人間の成長につながります。
決して、楽をしてお金を稼ぐことはできないということは認識しておきましょう。

 

広告代理店の仕事内容はこちらで詳しく紹介しています。

 

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