広告代理店に未来はないのか?それは既存のビジネスモデルに依存している広告代理店に当てはまる病状です。広告業界には多くの明るい未来が存在します!

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広告代理店のリスク!

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広告代理店のリスクとは?

設備投資の少ない広告代理店はリスクが少ないと言われていますが、他業種の広告主と取引をしている為に広告主の倒産の可能性というリスクがあります。

 

倒産リスクが高い理由

広告代理店は大企業から中小企業まで幅広い業種の広告主を抱えています。
しかも業種はバラバラで他業種に及びます。

新規取引時は相手先の信用調査は必須です。しかし、幅広い業種と数多くの顧客を抱える広告代理店では情報量が少なく正確な調査が難しいのが現状です。
その為に他の業種と比較して未回収が発生する可能性が高くなっています。

 

広告主が倒産した場合の媒体社への支払いは非常に大きな負担になります。

 

旅行会社“てるみくらぶ”の倒産

2017年になっての大きな倒産は“てるみクラブ”の倒産です。この会社の倒産を予想していた人はいないはずです。

新規で獲得したら社内稟議は通るでしょう。旅行者の被害がニュースとして取り上げられていますが、大量の広告出稿をしていた為に広告業界にも被害者はいるはずです。

この会社が悪質なのは、倒産前日の新聞への大量出稿です。
新聞に出稿していたということは、広告審査の厳しい新聞社でも倒産を予想出来ていなかったと思われます。

景気の悪い新聞社から広告代理店への請求がどの程度免除されたかは分かりませんが、掲出面のサイズを考えると合計で数千万になります。
もし、新聞社からの請求が免除されないのであれば中小レベルの広告代理店であれば倒産するレベルです。

てるみくらぶから学ぶこと!

広告業界では、広告主が急に多額の広告掲出を希望してきた場合は要注意!という考えがあります。
経営が危なくなった広告主が目の前の資金調達の為に博打的感覚で広告掲出をすることがある為です。

今回の“てるみくらぶ”の倒産前日の新聞広告大量掲載もその要素が充分に感じられます。
キャンペーンと称して、値引き販売をして消費者から前金で資金を調達する手口です。

会社の規模や過去の実績と比較して、不自然な多額の広告の申し込みがあった場合は、喜ぶだけではなく注意が必要です。

 

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グロワール・ブリエ東京倒産

ジャニーズの山下智久さんを起用して大々的に宣伝をしていた、グロワール・プリエの倒産も予想できた人は少なかったはずです。全国に100店舗、会員は9万人の会社の倒産を予想するのは難しい作業です。

ミュゼプラチナムに事業譲渡ということですので、広告の掲載費に関してミュゼが引き継ぐのか不明ですが、交通広告含め広告費は高額になっていたはずですので、“てるみくらぶ”同様に取引先の広告代理店は大変です。

グロワール・プリエ東京から学ぶこと!

エステ業界は回数券を前金で販売して資金繰りをしています。
店舗運営の為には人件費含めて多額の固定費が必要です。顧客の獲得競争も激しい為に大量の広告出稿を続ける必要があります。エステ業界の場合は、店舗数100店舗などの規模に惑わされないことが重要です(店舗の増加=固定費の増加)

また年間を通じて広告予算を投下する業界ですので、入金までのサイトが長いと債権額が多額になる可能性があります。
自転車操業がビジネスモデルのエステ業界とは慎重に付き合うことが重要です。

 

まとめ

広告代理店は、固定費などを除くと設備投資は不要ですが、売上げには仕入れがセットで必要となります。
マージンが20%とした場合、売上の80%は支払いとして発生します。

その為、取引先の倒産は売上の金額に比例して大きな負担となります。

1000万の売上に対して、800万の支払い分が未回収となった場合、その支払いの為に4000万の売上が必要になります。

業績の悪い会社では資金繰りができません。

広告代理店は、新規取引の積極性と慎重さの判断が難しい業界だと言えるでしょう。

 

 

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