雑誌広告について

雑誌広告の効果と魅力

雑誌広告の効果と魅力を考えてみました!

若者向けのプロモーションのプランニングにおいて必須メディアであった雑誌広告。

インターネットの普及に比例して、
紙メディアという媒体特性から新聞広告とともに衰退ばかりが注目されています。

毎年の日本の広告費でもマイナス成長は続いています。
近年では、プランニング時に検討されない機会が増加しています。

発行部数の減少に歯止めが掛からない状況が続いていますが、一方でコアなファンがいるのも事実です。

タイアップ広告等での効果が話題になることがあり、
その影響力は侮ってはいけません。

 

そんな“今だからこそ”雑誌広告の魅力について再考してみましょう。

雑誌広告には大きく6つの魅力があります。

 

 

①ターゲットのセグメント力

雑誌広告の最大の魅力は【ターゲットのセグメント力】です。

雑誌のターゲティング力はマスメディアの中では最も高いと言えます。

10代向けの雑誌であれば、ほぼ10代が購読しますし、
40代であれば40代の購読者が中心となります。

あなたが40代の男性であれば、女性誌に接する機会はほとんど無いはずです。

部数が減少しているとはいえ、ターゲティング力は衰えていません。

 

②有料メディアによる信頼性の高さ

雑誌は安価ではありません。
無料で多くの情報を取得できる時代において、
お金を払って購入する雑誌は“能動的に購読”される性格を持っています。

お金を支払ってまで購入するということは、
その雑誌に大きな信頼を寄せていることを意味しています。

時間を掛けて、大事に読まれる雑誌の影響力は、
インターネット上の無料情報とは与える影響力と信頼性が違います。

 

③伝達力と行動喚起

ページ数と文字数が豊富な雑誌は伝達力に優れています。
有料メディアという特性もあり、しっかりと情報が読者に届きます。

つまり、提供するサービスの内容をしっかりと伝えることが可能なのです。

その結果、信頼性のある情報として、読者に伝わることで購買などの行動喚起が期待できます。

 

 

④プロの記事

雑誌広告には単純な広告掲載(純広告)だけでなく、編集の力を活用した“タイアップ広告”という手法があります。

プロの編集者による記事のクオリティの高さは、説得力や信頼性が期待できます。

SNSや一般の方のブログとはクオリティが全然違います。

テキストの分かりやすさ、信頼性、説得力などプロに頼るのも選択肢として検討すべきでしょう。

プロの記事は、クオリティが違う!

 

⑤反復性の高さ

有料メディアの特性により、雑誌の記事は繰り返し読まれるのが普通です。
それは、店舗などでの購読にもつながっています。

特に美容院での雑誌の購読率は期待ができます。

美容院では、顧客の年齢や性別を把握していますので、店舗側でターゲティングをして雑誌のサービスをしています。

1部の雑誌が数人から数十人にまで購読されます。

30代の男性には30代の男性が読む雑誌を勝手に渡してくれます。

 

雑誌を置いていない美容院はありません。
雑誌は部数以上の効果が期待できると判断できます。

 

⑥様々な手法

雑誌広告は、4C1P(ヨンショクイチページ:カラーの1ページ広告)が中心となりますが、
表まわりのスペース(表紙の裏や雑誌の裏側のページなど)や小スペース(1ページの1/3のスペースなど)
また、ムック版(広告主の主導による発行)や付録広告など多くの手法があります。

最近では、インターネットやイベントとの連動も多くなってきました。

ターゲティング力を活かした他メディアとの展開も魅力的です。

 

 

dマガジンの普及

忘れてはいけないのは、dマガジンの普及です。
200誌以上の雑誌が月額400円で読み放題です。

ドコモのユーザー以外でも購読が可能で、読者は350万人を超えています。

単純な紙での読者以外での接触も期待が出来ます。

 

雑誌広告の効果と魅力のまとめ

雑誌広告は

  • 『ターゲティング力』
  • 『有料メディアによる能動的な購読』
  • 『プロの記事による信頼性』
  • 『購買行動の喚起』
  • 『様々な広告手法』

など多くの魅力があります。

部数減が注目されていますが、女性誌などは美容院での反復購読が期待できます。

美容院で購読される可能性の高い雑誌などは、10万部の発行でも100万部以上の効果があると判断できます。

また、dマガジンなどのサービスの普及が進むと、出版社の新たな収入源として成長する可能性があります。

 

雑誌広告の効果について、あなたも再考してみてはいかがでしょう!

部数が減少し、広告主が減少していますので、
以前では実施できなかったサービスが期待できる可能性があります。

また、急速に進むデジタル化のチェックも必要です。

 

雑誌広告の効果測定の記事はこちら

 

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