大型ビジョンと交通広告デジタルサイネージ

大型ビジョンと交通広告デジタルサイネージ

このサイトでは、大型ビジョンに関して様々な角度から検証してきました。

以前は、屋外のデジタルサイネージと言えば、「大型ビジョン」というのが広告業界の共通認識でした。

しかし、近年は、駅構内や車両内など交通広告においても、デジタルサイネージの普及が急速に進んできた為に状況が変化してきています。

特に、形状として相性の良い「柱巻き広告」の多くは、デジタルサイネージ化が進むことは間違いありません。

 

デジタルサイネージを活用する主目的は、テレビ広告やインターネット動画広告との連動が基本です。
若者向けのキャンペーンであれば、若者向けのテレビ番組と若者が集まる街のデジタルサイネージを活用します。

その時に、交通広告だけでいいのか?街中の大型ビジョンも活用するのか?それとも、大型ビジョンだけでいいのか?
メディアの増加と共に、媒体の選択が難しくなってきました。

今回は、大型ビジョンと交通広告のデジタルサイネージを、どのように組み合わせて活用すればいいのか?考えてみましょう。

 

大型ビジョンと交通広告デジタルサイネージの特徴

街中の大型ビジョンと、交通広告のデジタルサイネージ(駅構内)の2メディアについて考えてみます。

 

①大型ビジョン

渋谷の大型ビジョンの効果的な使い方に関して、また、大型ビジョンの効果的な活用方法に関しては、本ブログ内で説明していますが、改めて簡単に説明します。

大型ビジョンは、街頭ビジョンとも言われ、全国に約150基程度設置されています。
様々なビルの壁面に設置されている為に90%以上は運営元が異なります。

結果として、画面サイズ、放映料金、掲載基準、入稿締切日、入稿方法なども様々です。
媒体社も異なる為に複数のメディアを活用しても連動感はありません。
画面のクオリティも交通広告のような統一感はなく、画面の明るさや解像度も異なります。

一部を除いては横長の【16:9】サイズが中心で、テレビ素材の流用をするのが通常の流れです。

広告掲載パターン

広告を掲載する基本的なパターンは、15秒素材を1時間に4回、1日あたり40回から60回程度放映するのが基本パターンです。
1週間放映すると、地方では10万から30万程度、渋谷のハチ公口では70万から100万程度のコストがかかります。

投下できる予算に合わせて、訴求するターゲットが若者であれば、渋谷・新宿・池袋・道頓堀・栄(名古屋)・天神(福岡)・・・というように選定していきます。
ビジネスマンやOLであれば、新橋・丸の内が中心となり、「オタク」であれば、秋葉原や池袋になるでしょう。

渋谷のように大型ビジョンが乱立する地域であれば、その地域でメディアを何基選定するのか?がポイントとなります。

②交通広告のデジタルサイネージ(駅構内)

近年、普及が著しいのは駅構内のデジタルサイネージです。
通勤で電車を利用されている方は、「柱巻き」が、いつの間にか「デジタルサイネージ化」されていることを実感されていると思います。

JR ・営団ともに普及が進んでいますが、やはり中心はJRですので、JRのデジタルサイネージに関して考えてみます。

JRの駅構内に設置された「柱巻き」のデジタルサイネージの多くは【J・ADビジョン】(ジェイアドビジョン)と呼ばれています。

大型ビジョンと大きく異なる点は、画面の形状です。「柱」を活用しているために、画面の形状は縦長になります。
テレビと同サイズの16:9素材を放映する場合は、上下が空白になる為に、文字情報等を同時に放映するのが普通です。

普及当時は、「縦長?」という風潮でしたが、スマートフォンでの動画視聴が普通になってきた為に、縦長の動画に対する違和感は少なくなりました。
特に若年層では、縦型の動画に対する違和感はありませんので、今後も縦長のデジタルサイネージの普及は進んでいきます。

代表的な【J・ADビジョン】は、品川駅の港南口に向かう自由道路でしょう。
非常にインパクトがあります。

 

広告掲載パターン

【J・ADビジョン】も大型ビジョン同様に訴求するターゲットがいると想定される地域のメディアを選定して掲載します。

1週間で、

  • 【J・ADビジョン渋谷】¥180,000
  • 【J・ADビジョン池袋】¥270,000
  • 【J・ADビジョン新宿】¥600,000
  • 【J・ADビジョン東京】¥180,000(600万というようなセットもあり)
  • 【J・ADビジョン秋葉原】¥240,000というような価格帯になります。

※金額は、選定の仕方により異なりますので、実際に掲出する場合は広告代理店などに問い合わせましょう。

 

大型ビジョンと交通広告デジタルサイネージの選定例

テレビCMを実施する場合、屋外のメディアとの連動は選択肢として重要です。
古くからある考え方ですが、家で何となく見たCMを、通勤時や通学時に再度訴求することは「すりこみ」という観点からもプラス効果があることは間違いありません。

パターン別の選定例

では、商品別にメディアを選定してみましょう。
下記以外に、車両内のデジタルサイネージ、駅ポスター、中づり広告、インターネット広告、雑誌広告、屋外看板なども選定されている前提で、大型ビジョンと【J・ADビジョン】だけの部分だけを記載しています。

 

①若者向け飲料の場合

安価な飲料の広告展開は、イメージ訴求が中心です。
渋谷のハチ公口の大型ビジョン(シブハチヒットビジョンを中心に)【J・ADビジョン】の渋谷地区や新宿地区を選定することになるでしょう。
余裕があれば、来街者の多い池袋地区も効果的です。

②航空会社や自動車メーカー

航空会社や自動車メーカの場合は、軽自動車を除いては大人がターゲットになります。
大型ビジョンであれば、丸の内地区(丸の内ビジョン)や新橋地区、【J・ADビジョン】は東京駅や新宿地区を選定します。

③アニメ

アニメであれば、秋葉原地区が中心になります。
秋葉原地区には大型ビジョンが数基あります。ラジオ会館の大型ビジョン、電気街を出てすぐのセガ壁面のビジョンを選べばいいでしょう。
【J・ADビジョン】は秋葉原と池袋で充分です。(ただし、秋葉原地区は絶えず満枠という状況が想定されます)

④サプリメントや化粧品

広告の目的はイメージ訴求もありますが、『売上に結び付く』ということも重要です。
街中にはコンビニエンスストアだけでなく、ドラッグストアも数多くあります。

ドラッグストアの壁面の大型ビジョンを活用することは、店頭でのキャンペーンと同様の効果が見込めますので外せません。

サプリメントや化粧品は、ターゲットが若者になるのが普通です。若者をターゲットにするのであれば、渋谷地区が中心になります。

渋谷地区の大型ビジョンは、渋谷ハチ公口の『シブハチヒットビジョン』と、昨年新規で設置された『渋谷MKビジョン(SHIBUYA109前のマツモトキヨシ壁面)』をセットで選定し、交通広告としては、渋谷・新宿地区の【J・ADビジョン】をセットで放映すれば問題ありません。

『渋谷MKビジョン』↓というメディアは、マツモトキヨシ渋谷店の壁面に設置された新しい大型ビジョンです。

109の正面で、待ち合せの若者だけでなくスクランブル交差点の滞留者にも訴求できます。放映料金も安価で非常にオススメです。
渋谷地区で大型ビジョンを利用する場合は、渋谷ハチ公口の『シブハチヒットビジョン』とセットで『渋谷MKビジョン』を活用すれば充分でしょう。
しかも、両メディアをセットで100万を超えません。

無音のメディアですが、駅のデジタルサイネージが無音の時代ですので、何も問題ありません。
音声を重視する場合は、近隣の『HAMATOMO VISION』とセットにすれば音声は聞こえます。
それでも、『シブハチヒットビジョン』と合わせて3基放映して100万程度です。

サプリメントや化粧品に関わらず、渋谷地区の大型ビジョンの今後は、この100万円セットを実施し、駅のデジタルサイネージをセットにすれば充分でしょう。

 

まとめ

動画CMはインパクトという観点から、大きな役割があります。動画で伝わる情報量は文字とは比較になりません。
インターネットの動画広告や、Youtubeチャンネル、テレビCMと合わせて、比較的に強制力のある屋外のデジタルサイネージをセットにすることは効果的です。

※もっと具体的に効果的なプランを選定したい場合は、お問い合わせください。プランを作成の上、対応の良い広告代理店を紹介いたします。
クライアントの都合を中心に仕事ができる広告代理店と付き合うことは非常に重要です。

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