広告代理店の未来について(2022年版)

広告代理店の未来

広告代理店も未来を考察(2022年)

広告代理店は死語という話もありますが、ブログのタイトルですので、
久々に「広告代理店」の未来について考えてみました。

様変わりする広告業界

身の回りの生活環境が大きく変わっています。
誰もが夢中になり日々接している「SNS」当然、自分も日々接しています。
LINEが無ければプライベートだけでなく仕事に支障が出ます。

NETFLIX、Amazonプライムなど有料テレビに接する時間が増えてきています。
もちろん、Youtubeを視聴する時間もかなり増えてきました。

そうなれば、地上波に接する時間は大きく減り、新聞や雑誌などは読む時間がありません。
テレワークや移動時間にラジオを聞く時間は増えていますが、地上波・新聞・雑誌が無くても
私生活に大きな支障は無くなってきています。
お笑い芸人とジャニーズのオンパレードのテレビは若年層にも飽きられてきているようです。
各局同じような内容の繰り返しですので、敬遠されるのは自然な結果なのでしょう。

自分がそうですので、若年層の多くは不要になっているでしょう。

ドン・キホーテに行けば、地上波が見れないテレビまで販売し、人気を得ています。
(チューナーが無いのでNHKの受信料を払う必要もありません)
価格も安価ですので、今後、若年層を中心に普及が進むことは間違いありません。

kのように、
生活者の行動が大きく変わっている訳ですから、生活者が日々接する広告メディアも環境も様変わりするのは
自然の流れです。

10年前、20年前に売れていたメディアが衰退し、並行して新しいメディアが台頭する流れが確立されています。

異業種から広告業界への参入

最近仕事をしていて思うこと。それは「新規企業の参入」でしょう。
10年前は聞かなかった、企業が凄まじい勢いで参入しています。

しかも、そのような企業に限って売上を増やし、影響力を増しています。
その多くが、異業種からの参入だったりしています。

異業種からの参入が増える理由

マスメディアの取引期は比較的容易です。
「枠は決定優先」「早いもの勝ち」「宣伝部に新メディアを早く届けることが重要」「枠を持っている大手広告代理店が売上を伸ばす」
このような状況で広告枠は面白いように売れていました。

高額の広告料金が見込める「ファッション誌」の広告枠は各社で取り合いです。
売上が見込めるので出版社も「ファッション誌」の創刊を繰り返し実施していました。

新聞の広告枠も満枠が続き、600万部の発行部数を誇った少年ジャンプの広告枠などは買いたくても変えませんでした。

つまり、人脈と利権が大きな財産となり、銀座の街での接待が重要なポジションを占めていました

しかし。。。。。

インターネットが普及し、状況が大きく変わります。

広告枠の取引には複雑な専門知識が欠かせなくなり、従来型の人脈では太刀打ちできません。
広告主も若い社員が増え、接待などに興味が無い人が多くを占めるようになります。

次第に、アナログ営業は敬遠されるようになり、クライアントのニーズも新規参入へと移行しています。

広告業界の売上規模は年間6兆円です。非常に大きな業界です。
このような状況ですので、今後も新規企業の参入は続きます。

広告代理店の未来は

では、従来型の広告代理店はどうすればいいでしょうか?

今さら、インターネット広告を専門とする企業に太刀打ちはできません。
追いつき、追い越すのは至難の技でしょう。
最低限の知識は必要ですが、大きな変革は難しいでしょう。

変わる企業と生活者の関係

企業と生活者の関係も大きく変わってきています。

「モノ」を販売するのではなく「体験」「経験」を販売するような姿勢に変わってきています。

トヨタ自動車が、車ではなく「車による体験」みたいな事を言っています。
車は単なる体験の為の手段ということでしょう。
ライバルは他の自動車メーカーではなく、GoogleやFacebook、そしてAppleとも言っています。

このような企業に対して、「どのように柔軟に対応できるか?」がポイントです。

つまり、従来のメディア都合による広告枠の売買では、柔軟な対応が可能なインターネットメディアには太刀打ちできず、
クライアントのニーズは見込めません。

メディア都合の広告枠ではなく、体験を訴求できるような柔軟な広告枠の設定が必要でしょう。
業種ごとに柔軟に対応しなければいけません。
すべての広告主に対して、同料金を提示しなければいけない。
みたいな従来型の縛り不要でしょう。
これは全て自社都合であり、クライアントファーストではありません。
それでは売れなくて当然です。

これには、広告代理店とメディア側双方の理解が必要です。

ここに斬新に切り込める広告代理店は、インターネットではなく、オフラインの世界で活路が見いだせるでしょう。

と言っても、99%の広告代理店は「長い慣習を変えるのは無理」となるでしょう。
経営者の多くは従来型の商売での成功体験があるので、難しいと思うのはやむ負えないのです。

残りの1%。粘り強く考え続けることができる広告代理店は「明るい未来」があると信じている所です。

自分も、インターネットマーケティングの提案はしていますが、アナログメディアが好きな世代です。
アナログメディア応援してます!

 

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