メディアミックスとクロスメディアの違い

メディアミックからクロスメディアへ


広告の世界において『メディアミックス』『クロスメディア』は広告のイロハです。

一見似ているように思える『メディアミックス』と『クロスメディア』ですが、考え方は大きく異なります。

それぞれの違いについて説明いたします。

 

メディアミックスとは!


インターネットが普及する前の時代、マスメディア絶頂期の考え方が『メディアミックス』です。

企業が提供するサービスや新商品の情報を、複数の広告メディアを活用して訴求。
リーチの最大化を目指す手法』がメディアミックスです。

つまり、

どれだけ多くの生活者にメッセージを届けられるかがポイントです!

 

『メディアミックス』の特徴

 

メディアミックスという考え方では、広告で伝える内容はメディア間で統一します。
そして、掲出するメディアだけで完結させるのが大きな特徴です。

例えば、テレビ・新聞・雑誌・ラジオで告知した場合、ユーザーが雑誌だけにしか接触しなくても雑誌だけで訴求を完結させることを目指します。
複数のメディアに接しても、内容が一緒ですので繰り返しの訴求効果が見込めます。

 

『いかに効率的にメディアを活用して、限られた広告予算内で多くのターゲットにメッセージを届けるか』がポイントです。

 

 

クロスメディアとは!

 

メディア完結型の『メディアミックス』と違い、メディアを相互補完型で捕らえるのが『クロスメディア』の考え方です。

『クロスメディア』では、

『ユーザーは複数のメディアを横断して情報を得ている』

と仮定しています。

インターネットが普及した時代では、生活者は広告で見た内容をインターネットで確認するのが普通です。
この生活者の行動を前提としているのが、クロスメディア的発想です。
テレビCMの「続きはWebで」や雑誌のQRコードでインターネットに誘導するのが良くある展開です。

 

クロスメディアの特徴


クロスメディアでは、
『いかに複数のメディアを補完し合いながら効率的にユーザーを行動させるか』がポイントです。
広告から、自社のホームページやSNSなどのゴールへいかにそこに誘導するか?

その為に、相互に補完関係を保ちながら多くの相乗効果を生み出す仕組みを構築するのが『クロスメディア』の基本的な考え方です。

 

まとめ


ユーザーはモノやサービスを知った時、また、購入動機が発生した時にはインターネットを活用して比較検討します。

競合他社との比較、会社情報(信用できる会社か?)そして口コミまでもインターネットで確認します。
スマートフォンが普及したことで、インターネット経由なしで行動まで至る可能性はほとんどありません。

広告ができることは、生活者が商品やサービスを購入する“気づき”を提供するまでです。
決定権はスマートフォンを持っている生活者です。


広告プランニングにおいてインターネットは無視できない時代となりました

『 メディアミックス』の時代は終わり『クロスメディア』」の時代へと確実に変化したといえます。

 

 

「クロスメディア」と同時に「トリプルメディア」という考え方も覚えておきましょう。

 

また、『4P理論』と『4C理論』の違いに関しても、一緒に覚えておきましょう!

 

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