渋谷の大型ビジョン効果的な使い方
渋谷の大型ビジョンを効果的に使う方法
渋谷の大型ビジョンのランキングの記事に、
「広告料金を例にしてもう少し具体的に!」という質問がきました。
そこで、渋谷ハチ公口の大型ビジョンのベストな放映方法を価格別に考えてみましょう。
渋谷ハチ公口には大型ビジョンが6基あります。
その6基をどのように活用すればいいのか?
ランキングしてみます。(大型ビジョンの基本放映パターンである7日間を例にしています)
渋谷ハチ公口大型ビジョン広告予算別おすすめランキング
渋谷のハチ公口には大型ビジョンが6基並んでいます。
渋谷ハチ公口で大型ビジョンを活用する場合、
投下できる予算に合わせて「予算内で何基放映できるか?」が最初の課題になります。
6基をすべてを同時放映した場合は、当然多くの予算が必要になります。
1基当たりの放映回数(露出解す)を少なくすれば、1基あたりの単価が下がりますので、数多くの大型ビジョンを放映することが可能になりますが、
放映回数が少なくなるということは、来街者への接触回数が少なくなり効果的ではありません。
つまり、
効果的に活用する為の方向性は2パターンあります
大型ビジョンを効果的に活用する為に考える方向性は2つです。
①『大型ビジョンの数を優先するか?』②『放映回数を優先するか?』です。
- 同時放映する大型ビジョンの数を優先して1媒体当たりの放映回数を少なくする(来街者への接触回数が少なくなる)
- 1媒体あたりの放映回数を増やして来街者への接触回数を優先する。つまり放映する媒体数を少なくする(媒体価値が重要になる)
いずれの場合も、どの大型ビジョンを選定するのか?が非常に重要になります。
特に②の場合は非常に重要です。媒体選定を間違えると効果が全く見込めなくなります。
では、予算別にどのような選択がBESTなのか?考えてみましょう!
※15秒CMを1週間放映することを前提とします。
広告予算50万円の場合
広告予算が50万では、複数の大型ビジョンで放映することはできません。
5基の中から、より効果的な大型ビジョンを1基のみ選定するセンスが必要になります。
- ブハチヒットビジョン:50万円(15秒CMが1時間に4回、1日あたり68回放映)
- Q’sEYE:50万円(15秒CMが1時間あたり2回、1日30回放映)
- 109フォーラムビジョン:47.5万円(15秒CMが1時間あたり2回、1日30回放映)
1基のみの場合、露出回数が他の大型ビジョンの倍以上放映できる『シブハチヒットビジョン』で決定です。
視認範囲の広さを考慮しても他の選択肢はありません。
予算が50万の方は、迷わずシブハチヒットビジョンを選びましょう。
広告予算100万円の場合
100万円の場合も50万パターン同様にシブハチヒットビジョンで決定です。
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- シブハチヒットビジョン:100万円(15秒CMが1時間に8回、1日あたり136回放映)
- Q’sEYE:100万円(15秒CMが1時間あたり4回、1日60回放映)
- グリコビジョン:95万円(15秒CMが1時間当たり4回、1日60回放映)
上記で紹介した(50万パターン)のQ’seyeとグリコビジョンを同時放映させる(計97.5万円)という選択肢もありますが、
同時放映とはいえ視認範囲がシブハチヒットビジョンより狭い上に、接触回数が1/4以下と大きく減少します。
シブハチヒットビジョンを選択すれば問題ありません(50万を2枠購入)
※シブハチヒットビジョンが1枠しか購入できない場合は、渋谷ハチ公口はシブハチヒットビジョン1基放映、
残りの50万円は他の地区の大型ビジョンに振り分けます。109フォーラムビジョンあたりがベストでしょう
(SHIBUYA109前のHAMATOMOビジョンやマツモトキヨシのビジョンでOKです)
広告予算200万円の場合
上記100万パターンを2倍するイメージで、シブハチヒットビジョンで放映すれば問題ありません。
シブハチヒットビジョン単体で、1日あたり272回(1時間あたり16回)の露出回数が確保できます
(ただし、50万パターンを4枠確保できるかは不明です)
1枠しか購入できない場合は上記と同様に、150万円を他の地区の大型ビジョンに予算を振り分けます。
渋谷のハチ公口以外、そして他の繁華街から選定すればOKです。
例えば、渋谷ハチ公口以外1ヶ所、ターゲットに合わせて、新宿・池袋・秋葉原なの地域から1ヶ所、予算が残れば大阪や名古屋、札幌、福岡などに振り分けます。
広告予算300万円から400万の場合
シブハチヒットビジョンには300万のヘビーローテーション放映のパッケージがあります。
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- シブハチヒットビジョン:300万円(15秒CMが1時間に32回、1日あたり544回放映)
- Q’sEYE、DHCチャンネル、グリコビジョン、109フォーマムビジョンの4基同時放映:375万円
(15秒CMが1時間あたり4回、1日60回を4基で同時放映) - Q’sEYEとグリコビジョンの2基同時放映:390万円(15秒CMが1時間当たり8回、1日120回同時放映)
シブハチヒットビジョンには300万のヘビーローテーション放映このパッケージの場合、
広告枠の占有率は1時間あたり8分間です(8分/60分)
2のパターンは、4基での同時放映となりますが、広告枠の占有率は1時間あたり1分間です(1分/60分)
広告効果を求めるのであれば、1時間あたり8分間の露出回数が確保できるシブハチヒットビジョンがベストな選択です。
ただし、広告主は広告効果優先ではなく、営業上の理由などから『渋谷のハチ公口で同時放映をした』という放映実績を求める場合があります。
その場合は4基連動放映という選択肢も充分に考えられます。
上記いずれの場合も、シブハチヒットビジョンVS他の5媒体という構図になっていますが、あくまでも客観的な視点からの検証であり、
シブハチヒットビジョンの媒体価値の高さと安価な広告料金によるのであり意図はありません。
あくまでも費用対効果の1点から検証した結果です。
また、渋谷には、ハチ公口以外にも大型ビジョンは設置されています。
接触回数を増やすことを想定して他の地区の大型ビジョンを効果的に活用することも重要です。
6基に増えた状況で渋谷ハチ公口にこだわることは、費用対効果が良いとはいえません。
500万を超えるような予算がある場合は、別途選択肢は多くなりますが、上記をベースに構築していけば問題ありません。
別途、交通広告のデジタルサイネージとセットで活用する考え方を考察しています。