東芝リストラ計画
東芝のリストラ計画とは
東芝が昨年度2015年12月21日に「新生東芝アクションプラン」を発表してニュースになりました。
- 構造改革の断行
- 内部管理体制の強化および企業風土の変革
- 事業ポートフォリオおよび事業運営体制の見直し
- 財務基盤の整備
上記4点を柱とする経営施策を難しい言葉で発表していますが、何をするかというと、
「結論は社員のリストラ」です。1万人を超えるリストラが実施されます。
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新生東芝アクションプラン
東芝といえば国内だけでも150社のグループ会社を持つ世界的な企業です。
ニューヨークのタイムズスクエアのカウントダウンイベントで露出される看板は有名です。
この広告スペースは年間の掲出料金が8億円とも言われています。
まさに就職したら一生安泰だと思っていた方がほとんどだと思います。
赤字の額は5000億円を超える見込みですので、会社を存続させるためには大胆なリストラは避けられません。
が・・・今回の大幅な赤字、不祥事において社員の方々には責任は一切ありません。
しかし、責任を取らされるのは社員の方々です。
会社とはこういう考えを持っているということをサラリーマンであれば認識しなければいけません。
会社の経営が厳しくなる=社員のリストラです。
シャープ、ソニーなど大企業が続々とリストラを実施する時代です。
ビジネスマンには他人事ではありません。
リストラ候補には、副業禁止を厳守して真面目に会社の仕事のみに取り組んできた方も多勢含まれるはずです。
このことから理解しなければいけないのは、会社に尽くしてもそれは片思いということです。
40歳以上の方であれば再就職先を見つけるのは大変です。
来年もしくは数年後にリストラされたら再就職先はあるのか?
家族を持つサラリーマンであれば日頃から考える必要があります。
起業するだけの能力、副業へのチャレンジなど会社に頼らない収入源を確保する事をしっかりと考えなければならないと改めて認識させられました。
自分と自分の家族は自分で守る!という考えがこれからは非常に大事だということを再認識させられた事件です。