渋谷の大型ビジョンをランキング!

渋谷の大型ビジョンをランキングしました!

 

渋谷には大型ビジョンが数多く設置されています。
大型ビジョンといえば渋谷というイメージが浸透しています。


渋谷エリアで、中心となるのは『渋谷ハチ公口のスクランブル交差点』です。
渋谷ハチ公広場を囲むように大型ビジョンが6基が設置されています。

渋谷ハチ公口の大型ビジョンを広告媒体として活用する中心的な手法は、
大型ビジョンを5基連動させる同時放映です。
(一番左に設置されているシブハチヒットビジョンを除く5基)

シブハチヒットビジョンとの連動も可能ですが、シブハチヒットビジョンと6基連動という放映をすると、放映料金が1.5倍になる為に、
非常に無駄な料金が発生します。

左から、シブハチヒットビジョン→渋谷駅前ビジョン→DHCチャンネル→Q’sEYE→グリコビジョン→109フォーラムビジョン

 

 

渋谷ハチ公口の大型ビジョン選択のポイント!

渋谷ハチ公口は複数の大型ビジョンが音声を出力しています。
(左から2番目の駅前ビジョンのみ無音放映)

その為に、広告メディアとして1基のみを単体で広告放映をすると、
他の大型ビジョンの違う内容の音声となってしまいます。

結果として、広告内容をしっかりと来街者に届けることが出来なくなってしまいます。
(=広告効果が見込めなくなるということ)

その為に、大型ビジョンの広告効果を高める為に同時放映という手法が一般的になっていました。

しかし、「シブハチヒットビジョン」を除く5基連動放映が中心的な手法となっている為に、
連動放映に含まれないシブハチヒットビジョンが障害となる為に、純粋な連動放映としての効果が見込めなくなっています。

 

5基同時同時放映という広告手法で同時放映を実施すると、
15秒CMを1時間あたり4回の放映(占有率60分間に1分間→1/60)で、
1週間放映するだけで500万レベルの広告予算が必要となってしまいます。

シブハチヒットビジョンを含む6基連動放映の場合は、900万の予算が必要です。

この金額では、他の交通広告や屋外メディアと比較した場合の費用対効果に疑問があります。

また、大企業でなければ渋谷1カ所に500万から1000万レベルの広告予算を投入することは難しいのが現実です。

1週間で500万円の広告予算であれば、
主要駅の交通広告のデジタルサイネージを複数ヵ所利用した方が費用対効果が良いという意見もあります。

しかし、話題性などを考えると渋谷のスクランブル交差点で大型ビジョンの広告放映したい広告主の方が多くいるのも事実です。

ということで、渋谷ハチ公口の大型ビジョンを費用対効果の面からランキングしてみました。

5基もしくは6基での連動放映予算は無いが広告の放映を検討したいという場合、
1基のみ放映する場合に選ぶべき大型ビジョンはどれか?という視点です。

 

 

 渋谷ハチ公口大型ビジョンをランキング

 

①シブハチヒットビジョン


1位は断トツでシブハチヒットビジョンです。
特筆すべきはその視認範囲と画面のサイズです。渋谷ハチ公口だけでなく、宮益坂、ヒカリエ方面、渋谷駅南口からも視認可能です。

渋谷の来街者をターゲットにした時のリーチ数は断トツです。
画面サイズ、音声も大きく他の大型ビジョンとは迫力が段違いで存在感があります。
まさに一基のみで渋谷ハチ公口周辺を網羅できます。

シブハチヒットビジョンを1基だけ放映した場合は料金も非常に安価になります(この地区では1番安価です)
広告効果、費用対効果両面から渋谷ハチ公口の他の大型ビジョンを大きく引き離しています。

存在感は圧倒的と言えるでしょう。

渋谷ハチ公口で大型ビジョンを活用する場合はシブハチヒットビジョンだけで充分といえます
(1基のみの広告放映で効果があるのはシブハチヒットビジョンだけです)

※画面サイズ、音量ともに圧倒的な存在感です。他のビジョンの音声は全く聞こえません。

 

 

②Q’sEYE

渋谷ハチ公口の正面にあり、ビルと大型ビジョンが一体化されている為に、見た目が良いメディアです。
大型ビジョンのイメージ訴求という面では悪くはありません。

但し、ビジョンがガラスの内側に設置されたいる為に映像に柵が被るというマイナス面があります。
放映料金がシブハチヒットビジョンの倍となるのも大きなマイナス要素です。

また、街メディアに関わらず東急電鉄系の媒体の為に広告の審査が非常に厳しいという欠点があります。
媒体の担当者に私物化された「パワハラ媒体」としても広告業界で有名です。

マスメディアとの差別化の為に審査基準を下げるのが大型ビジョンの本来あるべき姿ですが、認識が一般常識とはかなりズレています。

媒体の見た目や、ハチ公口の中央に設置されているという点では2位ですが、
媒体社の対応、担当者の私物化された審査基準などを踏まえると総合的には最下位ともいえる媒体です。
広告主とトラブルを避けたい場合は提案しない方が無難です。

 

 

③グリコビジョン

画面サイズが小さくスケール感は他の大型ビジョンには劣ります。

しかし、シブハチヒットビジョン同様に渋谷ハチ公口以外からも視認可能なのが特徴です。
音声も比較的大きめです。

設置場所が低く目線を上げなくてもスクランブル交差点を渡るタイミングにも視認できるのも特徴です。
放映料金はシブハチヒットビジョンとQ’sEYEのほぼ中間です。

 

④109フォーラムビジョン

この媒体だけ他の大型ビジョンと向きが違うという点で4位としました。
ビルの雰囲気やビジョンの見た目も悪くありませんので、イメージ訴求という点では悪くはありません。

東急百貨店などの待ち合わせの来街者から視認可能なのは大きなメリットです。
しかし、設置場所が線路沿いの為に、渋谷の来街者がセンター街方面に向かって歩く時に最初に視認範囲から消えてしまうのが大きな欠点です。

他の大型ビジョンと同時放映をすることでより効果を発揮する大型ビジョンです。
画面下部に小さなスペースですが、バナースペースがあります。

※渋谷ハチ公口からセンター街方面に向かう来街者に対する訴求効果という点で4位としていますが、
109フォーラムビジョンは、他のメディアと訴求する場所が異なる(東急の1階やJRの出口)ことを考えると、
待ち合わせの来街者に対してしっかりと訴求したい場合などはランキングは2位と考えてよい大型ビジョンです。

もし、渋谷ハチ公口で2メディアを選択するのであれば、
シブハチヒットビジョン+109フォーラムビジョンを選択するのがBESTです。
より多くの範囲に訴求が可能です。

 

放映料金はグリコビジョン・DHCチャンネルとほぼ同額です。

⑤渋谷駅前ビジョン

渋谷駅前ビジョン

渋谷ハチ公口で最も新しいビジョンです。
HIBINO製でシブハチヒットビジョンと同レベルの大型サイズです。

しかし、無音放映の為、5位としました。

 

⑤DHCチャンネル

渋谷センター街(バスケットストリート)入り口に設置。という立地条件の良さはあります。

しかし、左側にDHCチャンネルの8倍の大きさの『渋谷駅前ビジョン』と『シブハチヒットビジョン』
右側に2倍の大きさの『Q’sEYE』が設置されている為に、画面が小さく見えるようになり広告効果が大きく減少しています。

画面下を含め近隣に広告スペースが多くあるのも欠点です。

また、DHCチャンネルを最下位にした最も大きな理由は、このビル自体が現時点の屋外広告条例に完全に違反※している為です。
コンプライアンス的にな問題が多いメディアです。放映料金は109フォーラムビジョンとほぼ同額です。

※広告物条例では壁面の総面積の1/3以上を広告面として使用してはいけない。という規制があります。
このような古いビルの場合、過去の条例に準じていることがありますが、90%以上は広告面ですの現在の法律的には完全に違反です。

現在のネーミングライツ企業はDHCです。

上場企業のコンプライアンス重視の企業では問題になるでしょう。

 

 

 

渋谷ハチ公口の大型ビジョンの効果をランキングしてみました。

この6媒体は運営会社が全て異なりますので審査基準も異なります。

東急電鉄が運営するQ’sEYEは審査基準が異常なレベルで厳しいですが、
DHCチャンネルも媒体が違法媒体にも関わらず他社には厳しい傾向にあります。
費用対効果、広告効果、使い勝手、放映料金の全ての面でシブハチヒットビジョンがオススメです。

 

SHIBUYA109地区との連動がおすすめ

渋谷ハチ公口の大型ビジョンに特化して考察してきましたが、渋谷のメインとなるポイントは、渋谷ハチ公口とSHIBUYA109の周辺です。

昨年度、そのSHIBUYA109の正面のマツモトキヨシの壁面に『渋谷MKビジョン』というメディアが設置されました。

非常に安価で、SHIBUYA109の来館者に訴求が可能です。

渋谷ハチ公口の『シブハチヒットビジョン』とセットで放映しても100万を超えません。
安価に渋谷の2大ポイントを押さえることができる、このセットは今後主流になっても不思議ではありません。

今後注目したい、SHIBUYA109正面の『渋谷MKビジョン』↓

 

 

 

 

 

大型ビジョンに関してはこちらも参考にしてください↓

 

大型ビジョン渋谷地区の効果的な予算別活用方法

 

大型ビジョンの効果的な活用方法

 

大型ビジョンの効果測定方法

 

大型ビジョン設置の考え方