メディア再編

新聞業界

新聞社の未来は「紙かデジタルか」では決まらない

新聞社の未来は、紙を残すかデジタルへ移るかの二択では決まりません。紙の読者層と非読者層の違いを整理し、新聞社に必要なのはデジタル化ではなく、生活者ごとの接点設計である理由をわかりやすく解説します。
新聞社の経営と未来

新聞社はあと何年持つのか|2026年最新・売上と固定費で読む

新聞社の売上は過去10年で約28%減少。人件費と経費が総費用の約84%を占める構造のなか、現在のビジネスモデルはいつまで持つのか。公表データと独自試算から変革のタイムリミットを読み解きます。
新聞発行部数

全国紙・都道府県別発行部数データ分析【第4回】 全国紙はどの県から消えていくのか?データが示す次の撤退候補

富山県に続く全国紙の次の撤退候補はどこか。都道府県別発行部数データから、維持が困難な地域の共通点と新聞業界の構造的問題を予測します。
産経新聞

産経新聞は”全国紙”を続けられるのか|東北撤退・本社移転・サンスポ改革の深層

産経新聞が東北6県での発行停止、大手町からの本社移転、サンスポの組織改革を相次いで決断。これらは単なるコスト削減ではなく、「全国紙モデルの再設計」という一本の線でつながっています。スポーツ紙がギャンブル領域へ向かう構造的な理由とともに解説します。
全国紙・地方紙

なぜフジは不動産を手放し、産経を縮小してまでテレビを守るのか

年間200億円超の営業利益を生むサンケイビルを売却し、苦戦が続くフジテレビを守るフジ・メディアHD。この非合理に見える選択の背景にあるのは、数字では測れない「象徴性」を最後まで手放さない経営思想です。産経新聞の縮小と合わせて読み解きます。
産経新聞

【全国紙モデル崩壊①】産経新聞、東北6県で発行休止へ

産経新聞社は東北6県での産経新聞・サンケイスポーツの発行を2026年11月30日で休止すると正式発表しました。当ブログはこの内容を社告の3か月前、社内説明会の段階で独自に把握していました。当時の記事と正式発表を照合し、富山・近畿夕刊・夕刊フジと続いた「撤退の連鎖」の構造を検証します。
新聞業界

【全国紙モデル崩壊③】新聞社本社は逃げられる、販売店は逃げられない

新聞販売店の倒産は2025年度に43件で過去30年最多、従業員は20万人を割りました。本社は赤字エリアを切って撤退できますが、販売店は畳めば全てを失うため逃げられません。合売店化という延命策と、一社の撤退が他社のコストを押し上げる「連鎖」の構造を検証します。
新聞業界

【全国紙モデル崩壊④】読売VS朝日はもう終わった

朝日新聞は長野県内の印刷を信濃毎日新聞に委託し、毎日新聞も岩手日報社へ委託を開始しました。しかし協力の向きは全国紙同士ではなく、全国紙×地方紙の「縦」です。そして配達の現場では20年以上前から各紙が共同配送されていました。本社が追いついていないだけ、という現実を検証します。
新聞業界

【全国紙モデル崩壊⑦】毎日新聞、四国撤退を自社だけでは決められない

毎日新聞の四国4県の朝刊販売部数は計13,069部。高知県はわずか883部です。それでも紙を残せる背景には外部への印刷委託があります。しかし合理化によって、紙を続けられるかどうかを自社だけでは決められない新たなリスクも生まれています。
新聞業界

【全国紙モデル崩壊⑤】毎日新聞、東北で「紙を残した」理由

産経新聞が東北6県で紙の発行を休止する一方、毎日新聞は青森・秋田の印刷を東奥日報へ委託しました。東北6県の朝刊は約3.1万部。委託印刷が「延命策」であると同時に、将来の撤退やブロック化への準備にもなる理由を解説します。