新聞業界に根深く残る「押し紙」問題。それは数字の羅列だけでは決して見えてこない、“構造的な闇”です。
調査報道メディア『MEDIA KOKUSYO(メディア黒書)』が公開した3枚の写真は、その実態を白日の下にさらしました。今回は、その衝撃的な証拠写真から見える、押し紙問題のリアルに迫ります。
徹底調査を続ける『MEDIA KOKUSYO』の視点
『MEDIA KOKUSYO』は、長年にわたり現場の証言と証拠を積み重ねてきたニュースサイトです。特定の資本に忖度しない独自の調査により、以下のリンクで決定的な写真を公開しています。 http://www.kokusyo.jp/oshigami_c/13163/
衝撃の証拠写真:3つの現場
公開された写真は、新聞が「情報媒体」ではなく、単なる「廃棄物」として扱われている現実を映し出しています。
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【日常化する廃棄】白昼堂々の積み込み:販売店のトラックに無造作に積み込まれる新聞。作業員が土足で踏みつけるその様子は、これらが「読者に届けるための商品」ではないことを物語っています。
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【密室の処分】人目を避けた深夜の作業:夜間にひっそりと行われる大量廃棄。資源の無駄遣いという観点からも、看過できない社会問題です。
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【深刻な矛盾】「もったいない」の裏側:新聞社が掲げる啓発キャンペーンのすぐ横で山積みにされる未開封の新聞。とりわけ毎日新聞などでは押し紙率が50〜70%に達するという指摘もあり、広告主に対する説明責任が問われています。
社会の動きと停滞する自浄作用
この問題はもはや業界内の商慣行では済まされません。
2018年には国会議員会館で全国集会が開かれ、公正取引委員会への申し入れも行われています。しかし、業界側からの公式な是正措置はいまだ不十分なままです。
なぜ、これほど明白な問題が解決されないのか? その背景にある複雑な利権構造については、以下の関連記事で詳しく解説しています。
まとめ:私たちが直視すべき「構造的不正」
これらの写真は、単なる「部数の水増し」以上の意味を持っています。読者の信頼を裏切り、販売店を圧迫し、広告主から不当な対価を得る。 この負の連鎖を断ち切るためには、私たち消費者が実態を知り、透明化を求めていく必要があります。
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