雑誌広告の広告効果測定方法とは?
雑誌の広告効果は発行部数を参考にするのが普通でしたが、
2013年にビデオリサーチ社にて雑誌の効果測定への取り組みが始まりました。
発行部数の減少に伴い、今後もより詳細なデータの研究が進められる予定です。
最新の2015年発表の調査報告を抜粋します
調査は36誌、646素材を抜粋(インターネット調査にて実施)
- 雑誌広告の注目率は44.7%「広告の内容にまで興味や関心を持つ人」は約40%。「購入や利用の意向まで示した人」の割合は30%
- 純広告とタイアップ広告では「注目率」「購入や利用の意向を示した率」はタイアップ広告が純広告より多少上回る
- 表まわり広告の注目率は、中面広告より約10%高くなる。「購入や利用の意向を示す」数値は、表まわりと中面では大きな差はなし
- 表まわりでの、注目率は高い順で、表4→表2見開き→表3の順番となる
上記の調査数値は36誌の平均値です。
より詳細なデータは一般財団法人日本雑誌協会のホームページで確認することが可能です。
雑誌は純広告(単純に広告費用を支払って広告を掲出する)とタイアップ広告(ページを購入し編集と組んで記事風の広告を掲出する)に大きく分類されます。
最近では、プラスαで雑誌のWebページとの連動もはじまっています。
雑誌の発行部数は減少を続けていますので、広告効果も比例して減少しています。
F1層(女性の20歳~34歳)をターゲットとする場合、必須の媒体でしたが、最近では利用されないことも増えてきています。
しかし、ターゲットが明確な場合は雑誌の展開は有効です。
特にエステ系、サプリ系などの美容関係は情報を読ませるという観点から、タイアップ広告を中心に充分に検討に値する媒体です。
今後は、雑誌のWeb版をどういう位置づけとして育てていくのか?雑誌広告とWeb版から企業のホームページをどう連動させていくのか?が大きな課題となるでしょう。
PDFではこちらからもダウンロードが可能です。
雑誌広告の効果と魅力のついて検証しています。
新聞広告の効果測定も参考にしてください。
ラジオ広告の効果測定はこちらです。
屋外広告の効果測定もあります。
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