会議で“味方”を増やす心理テクニックと座席戦略

働き方・社内スキル

はじめに:進行スキルの次は“心理戦”へ

前回の記事「【保存版】会議の司会マニュアル|はじめてでも安心の進行術」では、司会進行の基本スキルを徹底解説しました。
今回はその続編として、心理学的な観察テクニックや座席配置の戦略を使いこなし、会議で“味方”を増やす方法を紹介します。

会議を「ただの義務」ではなく「味方をつくるチャンス」に変えていきましょう。

1.会議中の“味方”の見つけ方:目線と表情に注目

発言が通るかどうかは、事前の“空気づくり”がカギです。
以下のようなサインは、賛同の可能性を示しています。

賛同サイン

  • あなたの発言中に目が合う、目が大きく開く
  • 口元が少し緩み、微笑む
  • 軽くうなずく、前傾姿勢になる

👉 こうした反応が見えたら「◯◯さん、どう思いますか?」と自然に振ると、味方として巻き込みやすくなります。

避けるべきサイン

  • 明らかに眠そう、目線が宙を泳ぐ
  • 無表情で反応が薄い
  • 顎を引いて上目遣いで見ている

このような人は反論を準備しているか、議論に関心がありません。無理に発言を促すのは逆効果です。

2.座席でわかる“その人のキャラ”

座席配置には、その人のスタンスが表れるものです。あらかじめ把握しておくと立ち回りやすくなります。

  • 短辺中央(リーダー席):決定権や影響力を持つ。事前に相談しておくと会議中に後押しされやすい。
  • 長辺中央(調整型):多数意見に従いがち。場をまとめる傾向がある。
  • 入り口近く・壁際(消極型):関心が薄く、発言少なめ。途中退出もあり得る。
  • 角席の隣に座る人:親近感の表れ。味方になりやすく、会議外でも協力関係を築ける。
  • ⚠️ 役職なく中央に座りたがる人:マイペース。無責任な発言もあり得るので、距離感に注意。

👉 司会者としては、これらを意識しながらバランスよく議論を回すのがポイントです。

3.テーブルの形も“戦略”になる

会社の会議室は長方形が一般的ですが、丸テーブルを選べるなら戦略的に使えます。

  • 丸テーブルの効果
    • 上下関係の印象が弱まり、意見が出やすい
    • 賛否が拮抗した場で対立を緩和しやすい

プレゼンや意見調整が目的なら「座席選び・テーブル選び」も立派な技術です。

まとめ:心理テクニックで“進行力”を底上げする

  • 味方を見極めて巻き込む
  • 敵対的な相手には近づきすぎない
  • 座席と雰囲気を利用して議論を動かす

前回学んだ「進行スキル」と今回の「心理・座席戦略」を組み合わせれば、会議は単なる報告の場ではなく、あなたの発言力を高める舞台になります。

次回の会議から、ぜひ実践してみてください。

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