コラム

ダメな上司とは?そして、その上司との上手な付き合い方

広告代理店は、クリエイティブな考えや高度なコミュニケーション能力が求められる場所です。
仕事の環境が仕事の精度に大きく影響します。

しかし、環境の良し悪しに関わらず、ダメな上司に出会う可能性は低くありません。

そのような状況にいかに備えるか!はビジネスマンにとって非常に大切です。

この記事では、ダメな上司の特徴と、そのような上司と上手く付き合い、また必要に応じて距離をとる方法を提案します。

 

ダメな上司の特徴と付き合い方

それでは、ダメな上司にありがちな特徴、そして、付き合い方から、上手な距離の取り方を考えてみましょう!

最初に大前提ですが、今の時代『録音をする』というのは非常に大切です。
何かあった時に大きな証拠になりますので、ポイントごとに録音する癖をつけましょう。

 

1. ダメな上司の特徴

 

ダメな上司にはいくつかの特徴があります。

  1. 手柄の横取り:
    最も多いのが、このパターンです。手柄は自分のモノ。そしてトラブルは部下のモノ。
    このような上司とはいち早く離れるのが賢明です。
    下記に記載しているように、他部署への移動に全力を上げるようにしなければいけません。
  2. コミュニケーション能力が低い:
    指示が曖昧で、仕事の目的や期待値が不明確な上司も非常に多いです。
    このような場合、上司自体が理解していない場合が多数です。

    仕事の目的や期待値(最終ゴール)を記録に残し、上司に確認し、
    他部署含め数人にその記録を共有することをオススメします。
    そのことで、ダメ上司のダメな仕事ぶりを自分の責任になることを防ぐことが可能になります。

  3. 社員の意見や提案を受け入れない:
    このような上司は部下の意見を取り入れないにも関わらず、責任は部下に押し付ける可能性が高いです。
    議事録のメモ、自分が提案した日時など、しっかりとメモっておくこと。そして録音も必須です。
  4. 過度なマイクロマネジメント:
    細かい部分まで口を挟み、社員の裁量を奪う。
    例えば、デザインの微細な部分について、何度も修正を求められ、結局上司の意向通りにしなければならないような場合です。

    このような上司の案は通らないのが多数です。自分のアイデアもしっかりとキープしておき、サブアイデアとしておきます。
    そのアイデアをクライアントや社内の他部署と共有することで、次回以降上司を黙らせる為の武器になります。

  5. パワハラやモラハラの傾向:
    人を自分の価値感で判断し、人格攻撃や過度な圧力をかけます。
    例えば、あるプロジェクトでミスをした際、そのミスを何度も指摘され、
    「君にはこの仕事が向いていない」と言われ続けやり、罵声を浴びせたりします。

    このような上司の下で働く場合、打ち合わせや飲み会の度に必ず録音をすることは必須です。

 

2. ダメな上司との上手な付き合い方

次に、ダメな上司との上手な付き合い方を考えてみましょう。

 

  1. 明確なコミュニケーションを心がける:
    仕事の目的や期待値を自ら明確に尋ねる必要があります。
    そして、曖昧な指示しかない場合、具体的な内容を再確認しなければいけません。
    納期が不明確な場合は、具体的な日付を確認すます。
    「このプロジェクトの納期は来週の金曜日で合っていますか?」のようにします。
  2. フィードバックを定期的に求める:
    自分の業務の進捗や成果を報告し、上司の評価を確認します。
    毎週の終わりに、自分の週間の業務の進捗を上司に報告し、反応や評価をもらいます。
    面倒ですが、今後の自分を守るために必要であれば実施します。
  3. 自己主張をしっかりと持つ:
    ダメな上司には、自分の考えや提案をしっかり伝える習慣をつける必要があります。
    感情的にならず冷静に対応しましょう。
    上司が提案を退けた場合、その理由を尋ね、
    「私はこの提案が効果的だと考える理由がこういうことから来ています」と意見を述べておきましょう
  4. 第三者の意見を取り入れる:
    ダメな上司がいると感情的になりがちです。冷静な判断ができな場合もあります。
    他の同僚や上司に相談して、自分の意見や行動が正しいかどうかを確認する作業も効果的です。
    適切な判断材料を増やすことにもなり、また他部署に見方を作ることにもつながります。

3. ダメな上司から距離をとる方法

上記のように様々な努力をしても、ダメな上司と付き合いが継続する場合、距離を取る手段が必要になってきます。

 


次に、ダメな上司と距離を取る方法を考えてみましょう!

  1. 適切な部署やチームへの移動を考慮する:
    日頃から、他の部署やチームとの連携を強化する努力をします。
    仲の良い人がいる場合は、積極的に他部署から声を掛けてもらうようにします。
    この行為は移動を早める可能性を生み出します。

    そして、別の部署が新しいプロジェクトを開始した場合、移動を希望することを上司や人事部に積極的に伝えます。
    (積極的な行為をする人は少ない為、積極的な行動は目立ちます

  2. 人事部や上層部に相談する:
    パワハラやモラハラの疑いがある場合は、具体的な事例をもとに人事部や上層部に相談します。
    上司からの過度な圧力が続いている場合、その具体的な事例をまとめて人事部に持ち込みます。

    今の時代、パワハラで上司が移動させられる事例は多数あります。
    我慢をして、うつ病になっても意味はありません。

  3. 法的手段を考慮する:
    社内で対応できない場合は、法的手段も必要です。
    パワハラの場合、相談窓口や専門家に助言を求めることも可能です。
    上司からの明らかなパワハラ行為が続いている場合、証拠を集めて労働組合や労働局に相談しましょう。

    日本人は遠慮や我慢をする傾向がありますが、今の時代動かないと何も変わりません。
    積極的に人に相談し動かなければ、何も変わりません。

    自分を守るためにも積極的に行動することをオススメします。

 

ダメな上司のまとめ

広告代理店に関わらず、働く中でダメな上司と出会うことは避けられないこともあるでしょう。
しかし、しっかりとした対処方法を持っておくことは、自分を守ること。
そして、自分のキャリアアップには欠かせません。

常日頃から対応策を考えておきましょう。

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