知っていると広告主から信頼されること。
広告主が、広告代理店の営業マンに対して「この人できるな!」と思う瞬間って、結構ありますが、
その1つに『数字の理解や解釈が早い』という感覚があります。
その代表として、インターネットに関する会話があります。
顧客獲得単価(CPA)
多くの広告主が、インターネットを活用して『顧客の獲得から販売』を実施する時代になりました。
広告主の大きな課題は、広告の効率化です。
いかにインターネットを効率的に活用し、費用対効果よく成果を出すことができるか日々悩みを抱えています。
すると、多くのインターネット用語に接する機会がありますが、ある1つのキーワードが特に重要であることが分かります。
このキーワードをしっかりと把握して会話すると顧客から信頼を得られるようになります。
顧客から信頼を得られる代表的なキーワードは、CPAです。
費用対効果よく広告を掲出する為の指標として、【CPA】という数値は頻繁に活用されます。
顧客を1人獲得するのに、いくら投資できるのか?
つまり、1人あたりに投資できる広告費を算出する為の考え方です。
この数値を、顧客獲得単価(CPA)といいます。
費用対効果よく広告展開をしている企業は、CPAを上手に活用しています。
CPAとは
CPAに必要な必要な数値は3点です。
- アクセス数
- 成約数
- 成約金額
例えば、アクセス数が1万アクセスあり、成約数が100件(1%)、成約金額の合計が200万円とします(単価20,000円の商品が100件売れた)
この数値は、1万アクセス集めると200万円販売できることを意味します。
つまり、200万円÷1万アクセス=200円となります。
会話の中で、この計算を素早くできるようになること、非常に多きな信頼を得られるようになります。
1人当たり200円売れたことになります(販売できた人だけでなく、売れなかった人も含めて全体の人数として捉えるのがポイントです)
このことから分かることは・・・・
上記の計算式から分かることは、1人当たり200円の費用を掛けて広告投資をしても収支はトントンになるということです。
よって、1人あたり集客する為の広告費を200円以内に抑えることができれば黒字になります。
この数値を把握していれば、PPC広告で入札金額の目安が分からない。ということもなくなります。
サプリメント会社やエステ会社などは、
初回に安価な価格設定をして、「お試し」と称して広告をバンバン掲出しています。
このような会社は、この数値を完璧に把握しています。
10,000万円の商品で原価が3,000円だから7,000円の広告費が投下できるという考えではありません。
このような単純な考えだと、
高額な広告費を投下して初回980円のエステ体験のキャンペーンをしているような会社には到底勝ち目はありません。
PPC広告は高騰傾向ですが、広告費は高騰すると、掲出を取りやめる企業が出てきて広告費の上昇は止まります。
そして、上記の価格戦略がしっかりとできている会社が残り、勝ち組と負け組に分かれていきます。
CPAと把握することは、インターネットで商売するうえで欠かせない知識です。
広告のプランニング時に会話に出てくる可能性がありますので、しっかりと覚えておきましょう。
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