最低限知っておくべき広告用語
インターネット広告に関わると、多くの専門用語に接します。
多くの方は、意味が分からず聞き流しているのが現状です。
インターネット広告を専門に扱う会社の社員でも全てを把握することは不可能です。
全て覚えることは無理ですが、打ち合わせ時に使用される可能性が高い広告用語は覚えておくことが必要です。
全てを覚えようとすると1個も覚えられなくなりますので、最低限知っておいた方が良い用語を6つ厳選しました。
①リーチ
広告がどれだけの人に届いたかを示す指標です。
インターネット広告以外にも使用されますので、知らない方は少ないでしょう。
屋外広告でも媒体の視認可能範囲内の歩行者数が10万人いれば「10万にリーチできます」と表現されます。
リーチ=手が届く。と覚えると分かりやすいです。
基本中の基本ですので、しっかりと覚えておきましょう。
②CPA(Cost Per Acquision)
“Acquision”は獲得という意味です。
顧客を獲得する単価という意味で、顧客獲得単価と言われます。
“シーピーエー”という呼び名で覚えれば充分です。
『顧客1人を獲得するのに必要としたコスト』という意味で重要な指標です。
100万円の広告費用で50人が登録などの行為をした場合、1人あたりに必要となったコストは100万円÷50人=2万円となります。
つまりCPAは2万円と使用されます。
『1人を獲得するのに、2万円のコストまで掛けることができる』という目安になります。
③CPO(Cost Per Order)
CPAと同条件で、購入を目的としたキャンペーンを実施する時に目安とする指標です。
購入まで至った場合は、CPOという指標を使用します。
これは(Cost Per Order)シーピーオーと表現されます。
オーダーされた指標となります。
CPAとCPOは頻繁に使用されますのでセットで必ず覚えておきましょう。
オーダーまでに必要になった費用です。
CPAは獲得を意味し、オーダーを意味するのがCPOとなります。
④CPC(Cost Per Click)
クリック単価、つまり1クリックあたりの単価の指標です。
上記と同じ数値を参考にしますと、100万円で広告を出して50人がクリックをした場合、
1クリックしてもらうのに必要なコストが2万円必要だった。
つまり1クリック当たりの単価が2万円となります。
⑤CPM(Cost Per Mil)
Milは1000を意味しています。
つまり1000回広告が表示される為に必要な単価となります。
100万円で5万回広告が表示された場合、1回あたりの表示に必要な費用は20円です。
この数値に1000を掛けると2万円になります。
1000人に広告を表示する為のCPMは2万円と必要となります。
CPMも非常に多く利用されますので、よく覚えておきましょう。
⑥CVR(Conversion Rate)
コンバージョンレートもしくはコンバージョン率と呼ばれます。
Conversion=“転換”からきています。広告費に対しての転換されたリータン率です。
つまり、『投下した広告に対して、クリックしたユーザーが顧客に転換した割合』となります。
100万円出稿して50人がクリックして、
50人のうち5人が顧客になった場合、CVRは10%となります(クリック数:50÷顧客数5)
上記6つの指標は代表的な指標です。
仕事の内容によっては、上記以外の用語の方が重要だったりします。
自分の仕事の環境を踏まえて、基本的な広告用語は覚えておきましょう。
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