そもそもマーケティングって何なの?
物体として、姿が見えない『マーケティング』
多くの方にとって、何となくボヤーっとしているのが『マーケティング』です。
広告に興味の無い人にとっては、
『企業に必要ない』『営業が売ればOKだろ!』『マーケティング部』なんて何もしてないだろ!なんて人もいます。
しかし、企業にとって非常に大切なのが『マーケティング』なのです。
マーケティングは生命線
世の中で働く多くの方はビジネスマン、OLです。
毎月25日になれば、何もしなくても口座に給料が振り込まれます。
この給料を払っているのは誰でしょうか?
それは!『社長です!』なんて思ってないですよね。
あなたの給料を払っているのは社長ではありません。
企業が、今日も明日も明後日も、そして来年も存続しているのは、会社に売上があるからです。
その売上げは、顧客が商品やサービスを購入してくれるからです。
その結果、あなたに給料が振り込まれるのです。
会社の備品が揃うのも、工場が建設できるのも、研究所で商品開発ができるのも、気兼ねなく通勤の交通費が使えるのも、
全て、顧客がお金を使ってくれるからです。
『社長』は、お金の使い道の決定権を持っているだけです。
顧客がお金を使わなくなったら、社員に給料を払うことができないんです。
そうならない為に必要な仕組みが【マーケティング】なのです。
企業の中枢は【マーケティング】
顧客に、自社のサービスや商品を購入してもらうことがいかに重要なのか?改めて分かっていただけたと思います。
上司や社長より顧客に顔を向けなければいけません。
顧客に顔を向ける為に必要なのが『マーケティング』なのです。
では、マーケティングとは実際にどのようなことをするのでしょうか?
【マーケティング】とは、企業が継続的に売り上げを維持する仕組みを作ることです。
- 自社の顧客は誰なのか?
- どうしたら自社の事を知ってもらえるのか?
- そして、どうしたら購入してもらえるのか?
- ファンになってもらうにはどうしたらいいのか?(生涯顧客)
- 売り場に来てもらうにはどうしたらいいのか?
- そもそも生活者のニーズは何なのか?
- いくらなら顧客は購入してくれるのか?
- 競合他社に負けない自社のメリットは何なのだろうか?
- どんな方法で購入してくれるのか?
- 果たして満足しているのだろうか?
このような事を考えて構築するのが【マーケティング】です。
広告、営業、仕入れ、人事、総務・・・・・
すべては【マーケティング】を中心に構築されるのが普通の姿と言えます。
そして、マーケティング活動の重要なパーツの1つが広告なのです。
企業全体でマーケティング戦略をしっかりと考えて、縦割りではなく、しっかりと連携をすることが重要です。
そして、必要であれば広告を実施するのです。
広告費というのは、マーケティング活動の結果なのです。
広告代理店で働く方は、誰よりもマーケティングの意識を持つことが重要だということですね。
『この広告費はどのうような経緯で出てきたのか?』問題意識を持つことで、より効果的な提案が出来るようになります。