交通広告(電車内広告)の種類
通勤・通学時に訴求可能な電車内広告。
生活者に対して、強制的に繰り返し訴求することができる広告です。
掲出料金や掲出期間は電鉄会社により様々です。
電車内広告の中心的な媒体について紹介いたします。
中吊り広告
短期集中型の広告媒体です。
1車両につき1枚の掲出が基本で掲出期間は2日間と非常に短いのが特徴です。
週刊誌や月刊誌の告知が多く、イベントなどのキャンペーン告知にも利用されてます。
週刊誌などは通常サイズ(掲出面の半分)が中心です。
飲料メーカーなどは大手企業はワイドサイズ(1社で1カ所のスペースを全て使用)の掲出が多くなっています。
まど上(額面)広告
中吊り広告と異なり、掲出期間が長期なのが特徴です。
掲出面数は1車両につき1枚掲出となります。
沿線沿いの学校やエステ、金融機関などが多く利用しています。
ドア横(額面)広告
B3サイズのポスターをフレームに入れて掲出します。
目線と同じ高さに設置されている為に高い注目率が見込めます。
1車両につき2枚~4枚の掲出で7日間契約が基本です。
戸袋ステッカー
ドア横(額面)広告の上部や下部に貼られるステッカー型の広告です。
ドア横同様に視認性が高いのが特徴です。
日用品の告知に多く使用されます。
ドアステッカー
車外を見る視線上に掲出される為に非常に効果が高く人気の高い広告媒体です。
広告料金は高額ですが、人気の車両では満枠となりスペースが取得できないことも多々ある媒体です。
ツインステッカー
ドアの上部に2カ所貼られる横長のステッカー広告です。
2枚で一組の媒体の為、その特性を活用した表現手法が多く取り入れられています
(左右2枚で1ビジュアルとする演出)
つり革広告
掲出される本数が多く掲出期間が長いのが特徴です。
手元という非常に至近距離にあり注目率が高いのが特徴です。
電車内デジタルサイネージ広告
交通広告の中で急増しているのがデジタルサイネージ広告です。
デジタルサイネージの普及により中吊り広告が全面廃止になると山手線で話題にもなりました。
当初は山手線だけに設置されていましたが、他の電鉄会社でも普及が進んでいます。
音声はありませんが、静止画像を組み合わせテロップやコメントを挿入することで訴求しています。
今後主流となることは間違いありません。
まとめ
交通広告の料金は、車両・地区などで異なります。
ターミナル駅や山手線、銀座線などは広告メニューも豊富です。
交通広告はメニューが多く、媒体資料は本になるほどです。
非常に複雑ですので、交通専門の広告代理店に問い合わせするのが賢明です。
交通広告に特化した広告代理店は下記が有名です。
リアルな生活の導線上での広告戦略として、
【駅広告】と合わせて是非活用したい広告媒体です。