デジタルサイネージの新しい取り組み

屋外広告の知識

デジタルサイネージの新しい取り組み 

六本木駅で、デジタルサイネージの新しい取り組みを、電通とヤフーで開始すると発表がありました。

その時点で、話題になっている人気があると思われるコンテンツをリアルタイムで自動配信するシステムです。
歩行者に関心の高いコンテンツが放映されることで、デジタルサイネージに対する注目率を上げる仕組みです。

「Yahoo天気予報」「花粉情報」「Yahooリアルタイム検索」の「話題のツイート」などを元に放映されるようです。

以前にも大型ビジョンの広告枠に、インターネット上のバナー広告を配信するというという取り組みが開始される動きがありましたが、
バナー広告の広告単価と大型ビジョンの広告単価に差があり過ぎて立ち消えになったのを記憶しています。
今回の取り組みは、コンテンツの自動配信で、デジタルサイネージの注目率を上げて、同時に広告枠の検証も進めるということで何か将来性を予感させます。
電通とYahooの組み合わせもすごいと言えます。実験を継続すればよい結果が期待できます。

大型ビジョンは、コンテンツを事前に入稿。最短で中1日~2日で差し替え作業という形式ですので、
リアルタイムなコンテンツ配信ができていませんでしたが(アナログ的な送出体制)
このようなシステムが開発されると一気に時代はその方向に流れるかもしれません。

今後、新規に設置される大型ビジョンにとっては魅力的なコンテンツです。

このような災害時の情報提供など、リアルタイムにニュースが放映されるというのは、
デジタルサイネージが生活者から指示されるには必須のコンテンツになっていくでしょう。

広告の仕事をされている方は要チェックです。

試験の詳細:
2016年3月14日~3月20日
都営大江戸線六本木駅の1番線・2番線のデジタルサイネージ。

デジタルサイネージ

電通 デジタルサイネージ リリース

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