コラム

10年後無くなる仕事!

10年後無くなる仕事!

講談社の週刊ビジネスより。

オックスフォード大学が702業種の職業を徹底調査した、あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」の記事が2014年に発表されました。

バーテンダーの仕事までもがコンピュータに変わられる可能性が77%になるなど、
雇用の未来を予測しています。

 

10年後に無くなる仕事

自動運転により、運転手という職業が無くなっていくのは予想できます。
パイロットも必要なくなっていきます。
スーパーのレジなどは既に機械化が進んでいます。

コンビニや喫茶店などの店員も必要なくなっていくでしょう。
コンビニでは海外を中心に無人化が進んでいます。

銀行の融資担当、税理士などのコンピュータに入力すれば自動的に判断できるような仕事は、必要最低限の人数で対応出来るようになります。
ネット決済が中心になると銀行の窓口に人は必要なくなっていきます。
現金というモノの流通量の減少に伴い銀行の窓口もこれ以上いりません。
仮想通貨やスマホ決済が日常化すると銀行の窓口は必要最低限になるでしょう。

銀行は、地方銀行を中心に人員の削減が進みます。
ホテルの受付や発券業務などは確実に自動化されます。

 

 

無くならない仕事

逆に無くならない仕事は何でしょうか?
コンピュータが代わることができない仕事です。

不動産(賃貸で無い購入型)の商談などは機械化が進みますが、
しかし、オプションなど個々の希望がありますので、100%全てがコンッピュータ化されることはありません。
不動産の近隣情報などは機械では全てが分からないことが多々あります。

ただし、賃貸契約では現地を見ずにネットだけで契約というパターンがかなり増えてきていることも事実です。

伝統工芸品や観光産業なども機械では出来ない部分があります。

回転寿司などは機械化が進みますが、おいしい食事の職人は残ります。
農家も全てが機械化されるのは不可能でしょう。

医師不足が問題になっていますが、治療はコンピュータとインターネットで効率化が進みます。
遠隔操作で治療と手術も可能になるでしょう。

東京の医師が地方の患者の手術をするのことは普通になります。
しかし、高齢化に伴い医者という職業が無くなることは無いでしょう。

 

では、広告業界は?

広告業界も広告枠の管理に関してはコンピュータ化が進みます。
インターネットの広告枠は既にPC上で簡単に管理ができますので、その他の媒体の自動化も時間の問題です。

すでに、広告代理店を介さずに直接インターネット上の広告情報から直接媒体社に申し込みをする広告主も増えてきています。
広告枠などは、広告代理店に聞かなくてもネットで検索した方が早く情報を知ることができます。

広告枠の自動化が進むと、広告主と媒体社が直接やり取りするようになります。
結果として、枠の売買だけの広告代理店は不要になる可能性があります。

広告業界ではクリエティブな仕事、生活者の心理を読んだマーケティング活動などの領域は残ります。
サンプリングなどはロボット化が進むことで、人の手による作業は極端に減る可能性があります。

コンピュータ化は人の作業を楽にする反面、人を必要としなくなる非常に恐い存在です。
居酒屋などでもコンピューターが接客するニュースも増えてきました。

あなたも自分の仕事を観察してみましょう。
コンピュータでも出来る。と思ったのであれば危険かもしれません。

コンピュータではできない自分ならではの価値観を創出する努力が必要です。

 

関連記事

  1. 2023年!先延ばしの法則とは

  2. 中小企業が取り組むべきマーケティング戦略

  3. 閉店したラーメン店の原価率

  4. 広告業界での起業は成功するか?

  5. 目標の立て方

  6. “プレゼンを魅力的に!スマートな成功の秘訣”

PAGE TOP