J-MONITORとは?
J-MONITORは、新聞及び新聞広告の接触調査を実施するプラットフォームです。
調査機関は、ビデオリサーチが担当。
新聞広告の効果指標を標準化・第三者化することを目的としています。
J-MONITORのWebサイトで詳細の確認は可能ですが、要点をまとめてみましょう。
J-MONITORの調査方法
J-MONITORの調査は、
『新聞そのものの接触調査』と『新聞広告の接触調査』に分かれます。
面別接触調査
各新聞社のモニターに対し、定期的に接触状況を質問します(朝刊・夕刊・別刷り)
調査は、公平性を保つ為に、新聞社に対する事前告知は行いません。
設問方法
- 調査対象日に新聞を読んだか?
- ①において読んだ人に対して新聞は手元に準備できるか?
- ②において準備できた人に対して
- 確かに読んだ
- 見た、読んだ気がする
- 見た、読んだ覚えがない。から1つ回答。
広告接触調査
各新聞社のモニターに対し、定期的に各広告の接触状況を質問します(朝刊・夕刊・別刷り)
調査は、公平性を保つ為に、新聞社に対する事前告知は行いません。
設問方法
- 調査対象日に新聞を読んだか?
- ①において読んだ人に対して新聞は手元に準備できるか?
- ②において準備できた人に対して「あなたは〇面の下部の広告をご覧になりましたか?」
- 確かに見た
- 見たような気がする
- 見た覚えがない。から1つ回答。
広告に関しては、
- 『広告を見てどう思ったか?』
- 『どのような印象を持ったのか?』
- 『広告を見る前から知っていたか?』
- 『見て購入意欲がでたか?』
- 『この広告を調査対象の新聞以外で見たか?』
などより詳細な調査を実施します。
広告の接触率に関しては、スペースが大きいほど効果があり、モノクロよりカラーの方が効果がある。
という当たり前の結果がうかがえます。
また、どの面(社会面、テレビ欄、証券面など)が接触率が高いのか?
は、J-MONITORに参加している新聞社ごとに公表されています。
まとめ
J-MONITORは、新聞の接触率調査のプラットフォーム。
どの面に広告を掲載すれば効果が見込めるのか?などの参考になる指標です。
掲載する広告内容と掲載面との相性などを踏まえて検討する材料にはなります。
ただし、各紙の発行部数を確認することはできません。
あくまでも調査人数においての%比率が指標となります。
新聞広告を活用する方は、参考にしてみてください。